【喫煙率80%超え!?】
今では考えられない
昭和のタバコマナー
ここ数年、数十年でタバコに関するマナーが厳しくなり、タバコを吸える場所がどんどん少なくなってきて喫煙者の方はますます肩身の狭い思いをしていることと思います。
「昔はどこでも吸えてよかった」昭和の時代から喫煙をしてきたおっさんたちであれば間違いなくそう思っていることでしょう。
そこで今回は今では考えられない昭和時代のタバコマナーや、「そんなところで?」と思わず驚愕する当時は喫煙可能だった場所などをまとめてみました。
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CONTENTS
昭和時代の喫煙率
まず昭和のタバコ事情を語るうえで欠かせない当時の喫煙率から見ていきましょう。
上のグラフによると昭和40年頃の男性の喫煙率が80%を超えています。
驚きですよね。もはやタバコを吸っていない男性には人権が無いといっても過言ではない驚愕の数字です。
恐らく当時は「タバコ吸っていません」なんて言ったら「なんで?どうして?」とすごくしつこく聞かれるくらいには不自然だったことでしょう。
そりゃそれだけの割合の人々が吸っているんであればいつでもどこでも吸えるはずです。
むしろ禁煙なんて言ったらそれこそ皆怒りだすでしょう。
それと比べて一番最近のデータでは平成30年で男性の喫煙率は30%を割っています。
令和に入って現在はさらに割合は減っているに違いありません。
昭和の時代あれだけ隆盛を誇っていた喫煙者達は今や立場が逆転し圧倒的な少数派となって隅の方でコソコソと電子タバコを吸っているんです。。
昭和時代は喫煙可能だった場所
大らかだった昭和の時代は何処でも喫煙が可能でした。
というよりも禁煙の場所を探す方が難しいというか、禁煙という概念があったのかすら怪しいところです。
そんな昭和時代ですから今から考えると常識を疑うような場所でも余裕で吸っていました。
その一部をご紹介。
病院の待合室(診察室でも)
病院の待合室はもちろんの事、町医者なんかは診察室で先生がタバコを吸いながら診療しているのは普通でした。
それだけタバコの健康被害について皆無頓着だったのが分かりますね。
学校の教室・職員室
昭和の学校の職員室はタバコの煙が充満していました。
職員室に用事がある学生は小学生でも関係なく煙たい職員室の中に行かなければなりませんし、
教師によっては授業中にタバコを吸っている者も。教室の教師の机の上には当然灰皿が置いてありました。
昭和の子供はそのような環境で育ってますから、喫煙に対して悪いというイメージがあまりありません。
職場のデスク
昭和の時代は当然職場での喫煙は自由。
自分の席で自由にタバコを吸いながら仕事をしていました。
それがいつしか席での喫煙が禁止(喫煙室)となり、さらにオフィスビルでの喫煙禁止⇒仕事中の喫煙禁止とどんどんと厳しくなっています。
今ではそもそも喫煙者は雇わないという意識の高い企業も。
映画館
昭和の時代は映画館内でも勿論喫煙出来ました。
座席で吸えたのですぐ隣でモクモク、前でもモクモク。
タバコの煙を通してスクリーンを見る形になるのですが、それが当たり前なのでそれほど気にする人はいませんでした。
バスや電車などの公共交通機関
昭和の時代は駅のホームはもちろんのこと、電車やバスなどの公共交通機関の車内で喫煙が可能でした。
バスや電車の車内には専用の灰皿が設けられており、周りに子供がいようが関係なく皆吸いまくっていたので
基本的に社内にはタバコの臭いと煙が充満していました。
ちなみに電車やバスのみならず飛行機の機内でも喫煙は可能でした。
昭和の今では考えられないタバコ事情
昭和の時代のタバコのマナーは今の常識から考えるとめちゃくちゃでした。
男性の8割が喫煙者でしたからそもそもマナーなんて考え方自体が無かったのかもしれません。
そんな驚くべき昭和のタバコ事情をまとめました。
子供でもタバコを買うことが出来た
現在、未成年はタバコを吸うのは勿論、買うことも禁止されています。
昭和時代でも勿論吸うのはNG(誰も守っていない)でしたが、未成年でもタバコを買うことは可能でした。
子供がお使いでお父さんのタバコを買っているなんて姿はよく見る光景でした。
高校生が駅や街中で堂々とタバコを吸っていた
昭和の時代は高校生がタバコを吸っているのは珍しくありませんでした。
さすがに進学校や厳しい高校の生徒が人目に付く場所で吸っていることはありませんでしたが、
ど底辺高のヤンキーなどは堂々と駅のホームや街中で制服姿のまま喫煙しているなんて場面をよく見かけました。
芸能人がテレビで喫煙
昭和の時代は芸能人がテレビでタバコを吸っているのは普通でした。
Youtubeなどで昔のトーク番組や討論番組などの動画を見ると普通にタバコを吸いながらしゃべったりしていてびっくりします。
定食屋やラーメン屋などで店主がタバコを吸いながら料理していた
昭和の時代は料理人が料理をしながらタバコを吸うなんて当たり前でした。
キッチンがオープンになっているこじんまりとした定食屋やラーメン屋では厨房で店主がタバコを吸いながら料理を作っていました。
それを客がタバコを吸いながら食べるのです。
味もへったくれもありません。味付けは塩でも振っておけば十分でしょう。
パチンコ屋では毎日従業員にタバコが支給されていた
昭和の時代、パチンコ屋では毎日タバコ1箱とジュースが無料で配られていました。
パチ屋で働いていてタバコを吸わないとかありえないような時代ですから福利厚生の一環だと思われます。
当時パチ屋では店員が仕事中にタバコを吸っているなんて当たり前、むしろ店員の方が立場が強くパンチパーマでタバコをふかしながら客のケツを蹴っていました。
今じゃパチ屋も浄化されて店員は客の奴隷の如く立膝ついて接客をしています。
まとめ
私も今はタバコは吸っていませんが、元々は一日1箱以上は吸っていました。
禁煙をしようと思ったきっかけはいくつかあるのですが、やっぱり喫煙者に対しての風当たりの強さに耐えれれなくなったという感じです。
職場ではビルごと禁煙になりタバコを吸うには外の喫煙所で暑さや寒さに耐えながら吸うか、もしくは煙の充満した狭い室内に押し込められて吸うかのどちらかです。
喫茶店や飲食店が軒並み禁煙になり、土地勘が無い街で喫煙席のある店を求めて延々と歩き回るなんてことは喫煙者は皆経験があるはず。
令和時代の我々は平成に入ってからの喫煙の規制や嫌煙家達の活動によって徐々に『タバコ=悪』というイメージを植え付けれれていったものだと考えられます。
昭和の人間からしたらタバコを吸うことなんてコーヒー飲むとかガムを噛むとかその程度の行為なので吸うことが悪いとは全く思っていないんですが、今や喫煙者は犯罪者の如くです。
合法でしかもコンビニとかで普通に売っているものに対してあれほど規制をするのは狂っていると思わざるを得ません。
そこまでするならいっそタバコは違法にしろやと思っている喫煙者は少なくないはずです。
タバコの販売を続けるのであれば、嫌煙家の話ばかりだけでなく、喫煙者の話も聞く耳をもってしっかりと住み分けが出来ているのが健全だと思います。
変に規制しすぎるから禁煙の場所で吸ったりする馬鹿者が増えるんです。