近頃ドラッグストアが
増えている理由
ドラッグストアによく行かれるという方は多いと思います。
私はシャンプーとか洗顔とかリステリンとかが切れそうになったら本当に必要に応じて仕方なく行くくらいなんですが、結構いつ行っても混みあってますよね。
まあ、お薬とか化粧品以外にもドリンクとかカップラーメンとかお菓子とかお安いですから人気があるのはわかります。
しかしながら、そこそこの街になると一店舗どころじゃなくそこら中にドラッグストアがあって、どこも繁盛している様子。
いくら需要が高いからといってそこまで沢山あったらお客さんを喰いあっちゃって儲かるもんも儲からないんじゃないかと思うんですが、ドラッグストアってそんなにボロい商売なんですかね?あと、あんなに安売りしていて利益は出ているのか?
とかいろいろ感じましたので、なぜ昨今ドラッグストアが増えまくっているのか調べてみました。
吉祥寺ドラッグストア増えすぎ問題
最近はコロナの影響もあってか飲食店を中心に物が売れなくて厳しい状態にある企業、店舗が次々とテナントから離れていって私の住む吉祥寺もかなりのお店が潰れていっている状況です。
そんな中、その空いたテナントに次々と出店している元気のいい業界があることに気が付きました。
そうです『ドラッグストア』です。
コロナ禍によるマスク需要とか色々あって調子がいいのはわかるのですが、あまりにも店舗が増えていると感じています。
吉祥寺のサンロードだけでも数えてみたら6店舗もあります。
- サンドラッグ サンロード店
- サンドラッグ 吉祥寺サンロード中央店
- マツモトキヨシ 吉祥寺サンロード店
- ココカラファイン 吉祥寺サンロード店
- 稲垣薬局 サンロード店
- OSドラッグ 吉祥寺店
サンドラッグに至っては無駄に2店舗も・・
サンロード以外にも
- スギドラッグ吉祥寺店
- スギ薬局 吉祥寺南町店
- マツモトキヨシ 吉祥寺ダイヤ街店
- マツモトキヨシ 吉祥寺大正通り店
- ココカラファイン 吉祥寺南口店
などなど。空き店舗を見つけては隙あらば出店しまくっている感があります。コロナ禍だからといって調子に乗り過ぎなのではないでしょうか?
個人的にそこまでドラッグストアに行かないからだけですけど。
医薬品はやっぱめちゃくちゃ儲かる
ドラッグストアがこんなに増えまくっている理由は単純で、『薬』つまり医薬品の利益率が激高で利益率がかなりいいという点にあるそう。
コンビニ、スーパーなどの食料品、日用品などが利益率が30%程なのに対し、医薬品は40%越え。
しかも医薬品は薬剤師がいないと売ることが出来ないものがあったり規制があったりするため、参入が難しいんです。
つまり、コンビニやスーパーが他の有象無象のお店と少ない粗利で客を奪い合っているのに対して、ドラッグストアの競合は他のドラッグストアのみ。それだけでかなり優位なことは間違いありません。
医薬品が売れれば利益は出るのでその分他の商品を安売りできる
ドラッグストアは利益率の高い医薬品で十分採算が取れるので、その分の利益を食料品などに補填することで、利益度外視の安売りが出来る、そういう仕組みになっています。
しかもそういった日用品、食料品が安いということでお客さんがたくさん来店してくれるという客寄せ効果も望めて一石二鳥で、これはぼほチート行為といっていいでしょう。
昨今ドラッグストアが増えまくっているのはコロナ禍によるものだけでなく、そういった理由もあるのです。