【強迫性障害?】
ブランコが怖い
私は昔からブランコが怖いというか苦手なんですが、そのことを人に言ったりしても理解あまり理解してもらえません。
もう本当に怖くて見るのも嫌とかそこまでではなく、また、ブランコのフォルムが怖いとか、漕いでいるブランコに当たりそうで怖いとかそういうことでもないんです。
単純にブランコに乗ったり、乗っている人を見ているとあの鎖が切れそうですごく不安になるという方が正しいのかもしれません。
ブランコが怖い理由
ブランコは安全だと思っているのに、とても不安になる
もちろん頭では切れるわけがないとは分かっているんですよ。
人が乗って漕いで遊んでも壊れないように設計されているんでしょうし、多くのブランコの鎖は太くて丈夫そうに見えます。
頭では切れないと理解していてもあの長いひも状のものに全体重を乗せてこれでもかと一回転しそうな勢いで漕いでいるのを見るとすごく不安になるんです。
幼いころのトラウマというわけではなさそう

物心ついたころからブランコが怖くて、近所の公園でブランコに乗っている子供を見ては大泣きしていたのを覚えています。
その時に兄や親、周りの友達なんかにもブランコが怖いということを伝えたのですが、全く理解されませんでした。むしろ馬鹿にされてましたね。
その時はなぜブランコを見るのが嫌だったのかとか、細かいことは考えていなかったのかもしれません。
小学生になってからはブランコが怖い、出来ないというのが恥ずかしいと思い始めて、積極的ではないにしろ人並みに乗ることができる
ようになり、それなりに楽しんでもいました。
一度鎖が切れそうだと思うとそのことしか考えられなくなる
ただ、ふとした時に「鎖が切れそう」という考えが頭をよぎるともうダメでそのことしか考えられなくなります。
それは大人になった今でも変わりません。
探偵ナイトスクープでブランコに乗れない人がブランコに乗れるようにしてほしいという依頼があり、田村探偵が思いっきりブランコを
漕いでいるシーンがあったのですが、それを見てまた”切れる感じ”が頭をよぎって思わずテレビを切ってしまいました。
子供が遊ぶ遊具なのに大人の図体で無神経にブランコを漕いでいる田村に怒りすら覚えましたね。
ビルの床が抜けるという不安

ブランコ以外にも最近不安に思っているのが、ビルの床が抜けるのではないかということ。
今働いている会社はビルの4階にあって、毎朝朝礼でラジオ体操をしています。
ラジオ体操ってジャンプしますよね。全社員が一斉にジャンプするので着地の衝撃でビルの床が抜けるんじゃないかと毎朝ビクビクしているわけです。
身長が190cmくらいで体重が130キロくらいある社員が一人いるんですけど、ジャンプしているときにその社員をみるともう怖くて怖くて「ジャンプすんじゃねーよ」といつも心で突っ込んでいます。
痩せてる人ばかりだと比較的平気な時もあるんですけどね。
地震の時の揺れでビルが崩壊するという不安
あと現在私はマンションの10階に住んでいるのですが、自宅でも恐怖することがあるんです。
それは地震の時なんですが、ビルの上層階って地震の時すごく揺れるんですよね。
震度4とかでもものすごく揺れます。もう揺れすぎて鉄骨ボルトが外れてビルが崩壊するんじゃないかと、ものすごい恐怖に襲われます。
ビルの1階とか2階であれば、震度5だろうが6だろうがあまり恐怖は感じません。
今まで経験した最大の地震は東日本の時だったのですが、その時は2階だったので全く怖くなかったのですが、地震の最中にすでに自宅が揺れを想像して自宅の心配ばかりしてました。(鉄骨が崩壊するという意味で)
このビルが怖い問題も、もちろん鉄筋のビルの床がそう簡単に抜けるわけはない。日本の建物は耐震設計がしっかりしているからちょっとやそっとの地震では崩壊しない。頭ではわかっているのに、やっぱり考え出すと怖いんですよね。
強迫性障害とは

この分かっているのにどうしても不安になってしまうという心理。
該当するような病名などはあるのか調べてみたところ、「強迫性障害」が一番近いのではないかと思いました。
強迫性障害とは自分でもくだらない、つまらない、不合理だとはわかっていながら、そのことが頭から離れず何度も同じ確認などを繰り返して日常生活にも支障をきたすような不安障害の一種です。
強迫性障害(OCD:Obsessive Compulsive Disorderの略)とは、自分の意思に反して、不合理な考えやイメージが頭に繰り返し浮かんできて、それを振り払おうと同じ行動を繰り返してしまう病気です。
例えば外出する時に鍵を閉め忘れていないかと不安になり何度も家に帰って確認したり、トイレの後バイ菌が付いているのではないかと何度も手を洗ったりしてしまうような行為です。
外出時に鍵をかけたかとか不安になることは誰にでも覚えがあると思いますが、遅刻をしてまでも確認しに戻ってしまうような酷いバージョンのことですね。
私の場合はブランコが見たくないから公園には行けないとか、ビルで働きたくないから就職に困るとか日常生活にまで支障をきたしているわけではないので、それ程ひどいものではありません。
ブランコは安全、ビルの床は抜けたりしない。
自分でもそのことは理解していますし、そんなことで悩んだり不安になっている自分のことも不合理だなとも思っているという点においては近いものがあると思います。
まとめ
つらつらといろいろ書いてきましたが、ブランコもビルも怖くてしょうがないというわけではなく、そのことを考え出したときだけ少し胸のあたりがキューっとなるだけなので、悩みという程ではありません。
ただ、頭ではわかっているのになぜ怖くて不安に襲われるのだろうと疑問に思ったわけです。
私はたまたまブランコだったんですが、皆さんも少なからずそのように無意味なことで凄く心配になったり、怖くなったりするという人はいるのではないでしょうか?
私は潔癖症の人なんかは生きづらいだろうな~といつも思ってます。日本人には潔癖症の人が多いのではないでしょうか?
今度機会があれば潔癖症についてまとめてみたいと思います。