束縛する男性の心理や特徴とは
この人ちょっと束縛が激しいな~。
何人かの男性と付き合ったことがある人はその中に嫉妬心が強く束縛が激しいと感じる男性がいたという人は少なくないと思います。
今まさにそのような男性と付き合っているという人もいるでしょう。
「恋人が浮気するのは許せない」
そう考えるのは普通のことで何もおかしいことはありません。
恋人が他の異性と仲良くしていたら嫉妬してもやもやする。そう感じるのも当然のこと。
今回はそのような嫉妬心がちょっと過剰で彼女を縛り付けてしまう”束縛男”について。
彼らはなぜ必要以上に束縛をするのか?どういった男性が束縛男になりやすいのか?心理や特徴を見ていきます。
CONTENTS
束縛する男性の心理とは
それではまず束縛が激しい男性の心理から考えていきます。
彼らはどのような心理で彼女を束縛してしまうのでしょうか?
自分に自信がない

束縛する男って結局自分に自信がないんです。
自信がないから彼女が浮気するんじゃないか、他の男のことを好きになるんじゃないかと不安になります。
その結果相手を縛り付けることで安心を得ようとしているんです。
また、自信がない人は「こんな自分のことを本当に好きなのか」と不安に感じるため、相手の気持ちを確認するために束縛をしている面もあります。”自分に従う=自分のことが好き”という図式ですね。
こういう人はプライドだけは無駄に高いので相手が自分に従わないと、怒ったり、時には手も出すようになるので始末が悪いんです。
「自分よりいい男はいないから彼女の心が離れることなんてありえない」と絶対的な自信を持っている人は束縛なんてする必要がないですからね。
浮気されて傷つくのを恐れている

束縛する男は基本的にナイーブで繊細な傷つきやすい心の持ち主です。
彼らは浮気をされるとバカにされた、舐められたと考え、尊大なプライドが大きく傷つきます。
そんな繊細な自尊心が傷つかないように束縛という歪んだ方法で相手を縛り付けます。
束縛をすることで相手が浮気ができないようにしようという考えなのですが、相手はそれで窮屈な思いをしますし、自分のことを信用していないのではないかと感じ逆効果の場合もあります。
「俺のことを好きならやめて」とか「あなたのことが心配で」とか口ではそれっぽいことを言いますが、結局自分が傷つかないようにするということが最優先なので、相手の気持ちは二の次なのです。
彼女を信用していない

束縛する男性は基本的に恋人のことを信用していません。
元々人のことをあまり信用していないか、過去に浮気をされた経験やメディア、ネットの情報などから、女性は浮気をするものだという考えが抜けないので相手のことを全面的に信頼することができないのです。
彼らは疑い深い反面、人を信用したい、裏切ってほしくないという気持ちは人並み以上に持っているので、相手のことを信じたい、裏切ってほしくないからこそ必要以上に縛り付けてしまうのかもしれません。
人に期待しすぎると裏切られた時のショックが大きいんです。人にばかり期待しないで自分から相手を信用してみれば自ずと相手も信用してくれるものです。
彼女が自分以外の人と遊んでいるのが許せない

これはもう嫉妬心以外の何物でもないのですが、束縛する男性は趣味や友達付き合いが少ないため彼女が自分以外の友達と仲良く出かけたりすることが許せないという人もいます。
自分は友達も少ないのでめったに遊びに行ったり飲みに行ったりしないのに、彼女だけが友達と遊んで楽しそうにしているという状況が耐えられないのです。
彼女が男友達と遊ぶなんてもっての外で、彼女もそんなこと言ったら怒り狂うのが目に見えているので男とは遊びや食事はしないようにしているのですが、束縛上級者ともなると女友達と遊ぶ場合でも不機嫌になったりするので、女子は困惑してしまいます。
なぜ女の子と遊ぶだけなのに不機嫌になるのか?
理由は女の子と遊ぶと見せかけてもしかしたら男もいるのかもしれないとか、単純に自分以外と楽しんでいるのが気に食わないという強者もいます。
そのように束縛する男性と付き合っていると女友達とも疎遠になっていき、誰とも遊ばなくなるのでだんだんとお互いに依存しあう”共依存”に陥りやすいのです。
束縛する男性の特徴
過剰に束縛する男とはお付き合いを避けたい、できれば事前に特徴を知っておきたいという女性は多いと思います。
付き合ってみないとわからない面も多いのですが、ここでは束縛する男性の特徴をいくつか挙げていきます。
友達が少なく趣味がない

友達が少なかったり熱中しているような趣味がない男性は束縛男になりやすいといえます。
理由は単純に暇だからです。
彼女と遊んでいる時間以外を友達と飲みに行ったり、趣味に没頭していればおのずと彼女のことだけを考えるということもないのですが、いかんせん暇なので彼女と会っているとき以外は基本的に一人で特に何もすることがないので彼女のことばかり考えてしまうのです。
例えば彼女が友達と飲みに行っている状況になった時は、普通の人は彼女も飲みに行っていることだしこちらも友達を誘って飲みに行こうなどと考えるのですが、彼らは友達も少ないので家でひたすら彼女のことを考えます。
一人でいると基本的にネガティブな思考になりやすいので「女友達といっておきながら実は男で浮気してるんじゃないか」などと考えてしまい、結果束縛をしてしまうのです。
なので、友達が少なかったり無趣味な人は束縛男の可能性がありますので注意が必要です。
基本的に自分からは連絡をしない

束縛男は基本的に自分からは連絡しないというタイプの人もいます。
自分からあまり連絡をしないのは、自分に自信がなく相手から連絡が来ることで相手の気持ちが離れていないことを確認して安心するのです。
その反面、相手の返信が遅かったりすると何度もしつこく連絡をしてきます。
これは相手が浮気しているんじゃないかと疑っている為です。
基本的にこのタイプは彼女の方から連絡を取ってあげていれば安心してお付き合いが安定するのですが、あまりに安心させ過ぎると調子に乗って彼女のことを下に見て邪険に扱ったり、浮気をしたりするのでたまに連絡をするのをやめてみたりしてもいいと思います。
しばらく、連絡がないと不安になって男性側から連絡を取ってくるはずです。
女友達と遊ぶだけでも不機嫌になる

男友達と遊ぶのは無理だとわかりきっているので女友達となら大丈夫だろうと思いきや束縛男はそれにすら難色を示します。
多くの人はどうせ女友達といっておきながら本当は男と遊ぶんじゃないのかと疑っているんじゃないかと思うでしょう。
もちろんそういう理由もあるのですが、他にも大きな理由があるのです。
束縛男はとにかく自分を一番優先するべきと考えているので、たとえ女友達であろうと彼女が自分以外と遊ぶのが気に入らないのです。
友達と会っている時間があったら自分と会うべきという考えです。
さらに彼らは友達も少ないので基本的に休日は誰とも遊ばずに暇をしています。そんな時に彼女が女友達であろうと楽しそうに遊んでいるのが嫌なんですよ。
男と話していると不機嫌になる

束縛男は前述した通り女友達であろうと彼女が他の人と遊ぶのが気に入りません。
そのため、言うまでもなく男友達と遊ぶことなんて言うことすらはばかられます。
遊ぶどころか男友達と話すことはもちろん、携帯のメモリーに入っていることすらNGの場合も。さらに上級者の束縛男ともなれば、職場の男性社員や近くのコンビニの男性店員と話すこともやめろといってきます。
そこまでいくともはや愛されていると感じるというレベルではなく恐怖すら感じることでしょう。
すぐになんとかして別れることをお勧めします。そんな状態までいってしまったらお互いダメになってしまいます。
何かあるとすぐ別れると脅してくる

束縛男と付き合っていると、前にも書いた通り女友達とすら満足に遊ぶことができないので、段々と友達とも疎遠になっていきおのずと恋人と過ごす時間が増えていきます。
学校や仕事以外は基本彼と一緒にいる、外部との連絡も監視状態。そうやって付き合っていくうちにだんだんと彼女が束縛男に対して”依存”してくるようになります。
これはある種の洗脳状態なので、彼女は彼無しでは生きていけないと思うほどのめり込んで彼の言うことは絶対で逆らえなくなってきます。
そうすると、束縛男も彼女は自分からは離れられないと調子に乗って、自分の思い通りにならないことがあるとすぐに「言うことを聞かないと別れる」などと脅してくるようになります。
そして彼女は別れるのが嫌なので、結局彼の言うことを何でもきいてしまうのです。
束縛男の怖いところは、別に狙ったわけではなく女性をこのように”洗脳”に近い状態にしてしまうところです。
女性もある程度の年齢になれば彼がおかしいと思うことができるようになるのですが、若くて付き合った経験も少ないとこのような束縛男に洗脳されてしまうことが多いようです。
露出度が高い服装はNG

束縛男は彼女の服装に対しても口出しをします。
たまのデートで彼に喜んで欲しくて、いつもと違うお出かけ用のちょっと露出多めの服を着ていくと、なぜか彼が不機嫌。
露出多めで派手な服装をすること自体が、他の男を誘惑していると感じるのです。
自分に自信がないので彼女がそのような服装を普段していると男が寄ってきて他の男に取られてしまうと考えます。
露出が多くなくても、ボディーラインが分かるようなピッタリした服装や膝丈くらいのスカートでもNGな場合がありますので、面倒ですがうまく付き合っていきたいのであればその辺も考慮することが必要です。
頑固で理屈っぽい

性格が頑固で理屈っぽい男性は束縛男になりやすいといわれています。
頑固で自分の思い通りにならないと気が済まないので、恋人関係であっても彼女の言動が少しでも気になれば追及せずにはいられません。
無駄に弁が立つので彼女が言い返そうもんなら
「自分が逆の立場だったら嫌だよね」
とか正論のような理屈を盾に彼女を自分の思い通りにコントロールしようとします。
それに加え自分の考えを決して曲げない頑固さがあるので、言い合いをしているとそのうち疲れてきて彼女の方が折れてしまいます。
こういう男は議論をしても無駄なので、別れる覚悟があれば一度「付き合いきれない」とはっきり言ってみてもいいかもしれません。
束縛する男性とうまく付き合っていくには
束縛は激しいけど彼のことがどうしても好きで別れたくない。うまく付き合っていくにはどうしたらいいの?という女性も多いと思います。
面倒な束縛男ですが、ポイントさえ押さえればうまく付き合っていくことはそう難しいことではありません。
隠し事はせず常にオープンに

束縛する男性の言動の根源は彼女に浮気をしてほしくないということです。
そのため少しでも怪しいと思ったら不安に感じ、その不安を解消するためにとことん追求してしまうんです。
彼女の携帯にロックがかかっている、彼女に連絡をしても返信が遅いことがある。
そういった細かい事でも不安を覚えます。
要は彼を安心させてあげることが大事なので、隠し事はしないで何でもオープンにしてあげることです。
友達と遊ぶ時でも、今日は誰とどこで会うのか。何時くらいに帰るのかということを、自分から彼に伝えるようにしましょう。
また、出発する時に「今から出るね~」とか帰るときに「今から帰る」などと連絡をしてあげるのもいいと思います。
何でも包み隠さず報告することで、彼を安心させるのです。
携帯なんかもロックをするなとは言いませんが、隠れてメールをしたり、トイレに携帯を持って行ったりするのも怪しまれますので、そういった行動はNGです。
そのような行動を心がけていれば彼も安心することができるので、束縛もある程度緩くなっていくはずです。
対抗して自分も束縛をしようとしない

彼氏が束縛するからといってあなたも同じように彼を束縛してしまうのはNGです。
束縛男は基本的に頑固で負けず嫌いなところもあるので、彼女が束縛をしてくると感じたら自分のことは棚に上げてさらに激しい束縛をするようになるとも限りません。
そうなると束縛のし合いになってしまってお互いが疲れる地獄のような付き合いになってしまいます。
ここはあなたが一歩大人になって大きな気持ちで彼の束縛を受け止めてあげましょう。
彼の束縛をやさしく受け止めて、彼の行動はある程度許容してあげることです。
そうすると彼も彼女から信用されていると感じて、やがて彼の束縛もなくなっていくでしょう。
分かりやすい愛情表現で彼を安心させる

束縛する男性は彼女が浮気するのではないか?自分以外の男のことを好きになって離れてしまうのではないか?という不安を抱えています。
それは束縛男が自分に自信がないから。
そんな彼には遠回しな言い方ではなく、はっきりと「好きだよ」「ずっと一緒にいるよ」と自分の気持ちをストレートに伝えてあげてください。
彼自身は不器用な面もありそっけない返事になるかもしれませんが、内心はすごくうれしくて、それによって安心するのです。
好きなのにうまく気持ちを表現できないという人は、lineや手紙なんかでもいいと思います。
彼女の気持ちが分からないというのが彼らにとって不安なのです。その不安を取り除いてあげることで束縛も少なくなりますよ。
まとめ

今回は束縛してしまう男性の心理や特徴をまとめてみました。
束縛する男性って男らしい面もあったりして一見束縛男だなんて思わなかったのに、付き合ってみて初めて束縛男だとわかることも多いんです。
彼らも本心では束縛なんてしたくないと思っているんですが、持ち前の自信の無さでネガティブにばかり考えてしまってよくないと思いつつも束縛がエスカレートしてしまいます。
もし、付き合った男性が束縛男だったとしたら、早めに見切りをつけて別れるというのも一つの手ですが、一度好きになってしまったらそれも難しいことがあります。
そんな時は、あなたが少し大人になって彼らを安心させてあげてください。