
ヒップホップ用語・スラングまとめ
2021年8月14日更新
ヒップホップ好きな方(ラップ・DJ・ブレイクダンス・グラフィティ)はやっているうちに「これはどういう意味なんだろう?」「このフレーズよく出てくるけどなんだろう?」ってことがよくあると思います。
ヒップホップを知っていけばいくほど、そういった用語やスラングによく出会うことでしょう。
そんな時に役立てるようにヒップホップ用語、スラングをまとめてみました。
A
a.k.a.(エー.ケー.エー.)
「別名」「またの名を」のような意味。also known asの略。
例:漢 a.k.a.GAMI
anthem(アンセム)
一般的には聖歌、賛美歌という意味。HIP HOPで界隈では人気がある曲の意味。
類語:Classic
Answer(アンサー)
ヒップホップにおいては相手からのDis(ディス)に対しての返答の意味。相手からのDisソングに対してAnswer Songを出す。
ラップバトルにおいては相手の発言やDisに対して返答することをいう。
B
B-Boy(ビーボーイ)
元々の意味はブレイクダンスを踊る人のことで「break boy」「breakin' boy」の略。大御所DJのKool Herc(クール・ハーク)がはじめに呼んだとされているが、日本では「ヒップホップ好きな人」「ヒップホップ系のファッションをしている人」という意味で使われることがほとんど。
B-Girl(ビーガール)
上記のB-Boyの女性版。女性のブレイクダンサーのことを指す。
Batty Man(バティマン)
ジャマイカ由来の言葉で男性の同性愛者(オカマ・ゲイ)を中傷するときに使う。「カマ野郎」「ホモ野郎」のような意味。ジャマイカでは同性愛はかなり嫌われる。
Battyとはお尻のこと。
類語:Chi Chi Man(チチマン)
Beef(ビーフ)
ヒップホップのスラングではラッパー同士のケンカ・ディスりあいのことを指す。楽曲の中で相手に対してディスをしあってケンカ・対立している様子のこと。
アメリカでは時として殺し合いに発展することもある。”Notorious B.I.G”と”2Pac”はBeefによってそれぞれ銃殺されているのであまりシャレにならない。
語源はバーガーチェーン店の「ウェンディーズ」のCMで他社のハンバーガーに対して「Where's the beef?」と罵ったことが発端。
Big Up!(ビガップ)
ジャマイカ由来の方言のようなもので相手に尊敬や感謝の意を伝える挨拶。
Bite(バイト)
他人のラップの歌詞などを無断で使用すること。パクり。
Bitch(ビッチ)
あばずれ女、ヘタレ野郎、クソ女などいろいろな意味で使われる。
主に女性を軽蔑する言葉ですが、男相手にも使われる。
Big Willie(ビッグ・ウィリー)
ヒップホップにおいて成功した人、大物などの意味。
Bling Bling(ブリン・ブリン)

ラッパーなどが金ネックレスなど派手なアクセサリーを付けてギラギラさせている様を指す。
90年代に南部のラッパーの中で流行ったスラング。Juvenileが「Bling Bling」という曲を出して流行ったと記憶しています。
Boasting(ボースティング)
ヒップホップにおいては自慢するとか、自画自賛するとかいう意味。
Boastとは「鼻にかける」というような意味合いがある。
Boot(ブート)
レコードなどの海賊版のこと。bootlegの略。
BPM(ビーピーエム)
曲の速さを表す。"beat per minutes"の略で一分間あたりのビートの数を表す。
BPMの数が多いほど曲のテンポが速い。
DJは曲を繋ぐうえでBPMを合わせられないと話になりません。
Break Beats(ブレイク・ビーツ)
DJが2枚使いやスクラッチである曲のドラム部分をループさせてできた曲のこと。もしくはドラム部分をサンプラーなどの機器に落とし込んで切り貼りしてつくった楽曲のことを指す。
Brother、Bra(ブラザー、ブラ)
「兄弟分・仲間」という意味。”Bra”はBrotherの略。
Blow ~ Mind
~の心を揺さぶる、~を夢中にさせる
例:Blow your mind.(”お前の心を揺さぶる”という意味だが意訳すると「マジ、びっくりするよ」のような意味になる)
C
C(シー)
コカインのこと。
Check It Out(チェキラ・チェケラ)
「チェックしろ」「見ろ」「聴け」などの意味があるが、ラッパーは特に意味もなく言葉の合間に入れることが多い。
Chill(チル)
リラックスする様子。落ち着いてくつろいでいる様。
chingy(チンギー)
金、金持ちというスラング。ラッパーの”chingy”はこのスラングからつけられた。
Chicken(チキン)
臆病者、ヘタレ、弱虫、腰抜けなど相手を蔑む、挑発するときに用いるスラング。鳥肌が立つ様子からこのスラングができた。日本でも「チキン野郎」などとよく使われている。
Classic(クラシック)
名曲、名盤などの意味。「HIP HOP Classic」「R&B Classic」のように使う。
click(クリック)
拳銃・銃のこと。引き金を引く時の擬音が由来。
Crew(クルー)
いつもつるんでいるメンバー、仲間のこと。元々の意味は船の乗組員のことを指している。
Crib(クリブ)
家、たまり場のこと。元々は赤ちゃん用のベッドのことを指している。
Cypher(サイファー)

ラップ、ダンスなどで路上で複数人が輪になってフリースタイルバトルを行っている様子。
D
Def(デフ)
かっこいい、イケてるという意味。
ヒップホップレーベルである「Def Jam」はこの”Def”から。
Dig(ディグ)

レコードを探すこと。レコード店で目当ての曲を探している様が地面を掘っているように見えるため。
「ディグる」「掘る」などと使う。
Dis(ディス)
ラップの曲やバトルなどで相手の悪口をいう。軽蔑・侮辱すること。disrespect(ディスリスペクト)の略。
「Disる」などと使う。
Dog(ドッグ)
仲間・友達の意。
Dope(ドープ)
ヒップホップではかっこいい、最高という意味。Doping(ドーピング)の略で元はコカインやヘロイン、大麻などを指すスラング。
DJ(ディージェイ)

クラブなどでターンテーブルを2台使って曲を繋ぎ、フロアを盛り上げる人のこと。Disc Jockeyの略。
レゲエにおいてはDJはラップを歌う方で、一般でイメージするDJはセレクターという。
E
E
エクスタシーのような錠剤の麻薬の事。
East(イースト)
アメリカのEast Coast(東海岸)のヒップホップアーティストのこと。主にニューヨークを指す。
例、Notorious B.I.G.、Nas、Mobb Deep、Gang Starr、A Tribe Called Questなど
F
Fat(ファット)
一般的にはネガティブな言葉で太っているという侮辱的な意味を持つが、ヒップホップではかっこいいという意味もある。
むやみに使わない方がいいかも。
例:Fat Joe
Fake(フェイク)
嘘、偽物。
Family(ファミリー)
家族という意味が一般的だが、仲間、親友という意味でも使われる。
Fam(ファム)はFamilyの略。
Featuring(フィーチャリング)
ヒップホップというか音楽界では客演、ゲスト参加するという意味。”feat.”と略すことが多い。
例:Snoop Dogg feat.2Pac 等。
Flow(フロウ)
直訳すると「流れ」という意味。その名の通りラップの言い回しの抑揚、流れのことを言う。
Fly(フライ)
かっこいい、素晴らしいといった意味。70年代のヒップホップでよく使われていた。
Flyer(フライヤー)

「チラシ」という意味。クラブイベントの告知、宣伝をするための「チラシ」のこと。
Foxy(フォクシー)
セクシーで魅力的な女性という意味。”Foxy Brown”という女性ラッパーがいますね。
Freestyle(フリースタイル)
決められた歌詞でなくその場で即興でラップすること。ラッパーはフリースタイルが強いと尊敬される。フリースタイルができないラッパーはFake・Wackとされる。
G
Gangsta(ギャングスタ)
gangsterの略。ストリートギャングのこと。「タフガイ」などの意味で使われることもある。
”Gangsta Rap”とはギャングの日常、人生などを歌ったラップのこと。
Get Down
通常『降りる』とか『身をかがめる』という意味ですが、スラングでは『ダンスする』という意味でよく使われます。
転じて羽目を外して盛り上がるという意味でも使われます。
そのほかにも『クスリをやる』『S〇Xをする』といった意味もあります。
Ghetto(ゲットー)
ヨーロッパに以前あったユダヤ人地区のことを指す言葉だが、ヒップホップでは単純にスラム街、貧民街のことをいう。
Graffiti(グラフィティ)

壁などにスプレーで描かれた落書きのこと。
Grill(グリル)

ラッパーなどが歯につける装飾のこと。
H
Hardcore(ハードコア)
ヒップホップではタフで硬派で男気のあるラップ、生き様のこと。
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Heads(ヘッズ)
ヒップホップが好きな人のこと。ヒップホップファン。
Homie(ホーミー)
友達や仲間という意味。Home(家)が語源。
Hood(フッド)
地元、近隣、ストリートのこと。
Hook(フック)
曲のサビのこと。
Hustler(ハスラー)
hustle(ハッスル)が語源。ヒップホップでは非合法な仕事で金儲けする人のことを指す(麻薬の売人)。
I
Ice(アイス)
ダイヤモンド、覚せい剤の意。
ill(イル)
病気、病んでいるという意味が転じて、イケてる、ぶっ飛んでる、ヤバイといった意味の誉め言葉。
illmatic(イルマティック)
ラッパーのNasのアルバムタイトルにもなっている造語。「最高」とか「めちゃくちゃヤバい」のような意味。
日本人ラッパーのブッダブランド(BUDDHA BRAND)も自分たちのことを「Illmatic Buddha MC's」といっていますね。
in da house(イン・ダ・ハウス)
「やって来たぞ!」とか「俺はここだ!」のような意味。
Instrumental(インストゥルメンタル)
ヴォーカルが入っていない演奏だけの曲のこと。「インスト」などと訳す場合が多い。
J
Jigga(ジガ)
Jay-Zの別名。Jiggie(ジギー)「かっこいい」「イケてる」という言葉が由来。Jiggieは黒人への差別用語であるjigaboo(ジガブー)が転じた言葉なので、Jiggaには黒人という意味もある。
Junkie(ジャンキー)
(麻薬などの)中毒者という意味。
例:Hip Hop Junkie(ヒップホップ中毒者)
K
Kick(キック)
音楽用語でバスドラムのこと。
Kick Ass(キック・アス)
直訳だと「ケツを蹴る」だが、「最高」「かっこいい」という意味。
L
Label(レーベル)

音楽会社、レコード会社のこと。レコードの中央に貼ってある丸いシール(Label)が由来。
Lil(リル)
小さいという意味の”Little”の略。背が低いとか若いという意味もある。小物という皮肉で使われることもある。ラッパーの名前の前につけることが多い。
例:”Lil Pump” ”Lil Wayne”など。
Liric(リリック)
(ラップなどの)歌詞のこと。
M
Mad(マッド)
気が狂った、イカれたなどの意味。
MC
master of Ceremonyの略。ヒップホップではラッパーのことを指す。
Middle School(ミドルスクール)
日本では80年代後半から90年代前半のヒップホップ全盛期のラップ曲・スタイルのこと。またはそのころに流行ったダンスのスタイルのことを指す。
アメリカではミドルスクールという概念はないようで、ひとくくりにOld School(オールドスクール)といわれているようです。
Mob、Mobb(モブ)
群衆、群れ、群れるという意味。マフィアなどの集団。
Mother Fucker,Mutha Fucka,Mo Fo(マザーファッカー、マザ・ファッカ)
放送禁止用語にもなっている最上級の侮辱語。最低、最悪、クソ野郎などの意味。
Mumble Rap(マンブルラップ)
モゴモゴとはっきりしない発音でこれまたビートがはっきりしないトラックにのせて気だるい雰囲気でラップをする近年流行っているラップのスタイルのこと。またはそれを揶揄した言葉。
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Mush Up(マッシュアップ)
2つ以上の別々の曲からヴォーカルのみ、トラックのみを抜き出してミックスして一つの曲を作り出す手法のこと。
My Men(マイメン)
友達、親友という意味。
N
Native Tongues(ネイティブ・タン)
1989年に発生した新しいヒップホップの流れのこと。
A Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)、Jungle Brothers(ジャングル・ブラザーズ)、De La SOUL(デ・ラ・ソウル)がその中核的グループで、今までのヒップホップのゴールドチェーンをつけたマッチョでギャング的なイメージとは違う、普通の中流階級の人たちのグループが集まって発生した流れのこと。
New Jack Swing(ニュー・ジャック・スウィング)
80年代後半から90年代前半くらいに流行した音楽やダンスのスタイルのこと。
代表的なアーティストとしてはBobby Brown、Blackstreet、Teddy Riley、Wreckx-N-Effectなどが挙げられる。
New School(ニュー・スクール)
90年代前半くらいからのヒップホップの流れ。大きく分けて90年代~はNew School、それ以前をOld School と区別している。上に書いたNative Tonguesもニュースクールにあたる。
Nigga(ニガ、ニガー)
黒人のこと。黒人を指す蔑称。黒人同士が使うのは問題ないが、それ以外が使うのは侮辱的になるので避けるべき。
Notorious(ノートリアス)
悪名高い。
類:infamous
O
Old School(オールド・スクール)
70年代の黎明期から80年代後半のヒップホップのこと。
代表的なアーティストはGrandmaster Flash(グランドマスター・フラッシュ)、Afrika Bambaataa(アフリカ・バンバータ)、RUN-DMC(ラン‐ディーエムシー)、Kurtis Blow(カーティス・ブロウ)など。
P
Pimp(ピンプ)
金持ち、成金、プレイボーイ。元々の意味は売春を斡旋するポン引きのことを指す言葉。
Poppa(ポッパ)
父親、頼もしい男。”Big Poppa”はThe Notorious B.I.Gの愛称。
Posse(ポッセ)
仲間、集団。グループ名などに使われる
Promo(プロモ)
プロモーション用のレコードのこと。プロモ盤。プロモオンリー(プロモ盤のみで正規盤がない)レコードはレア度が高く高値になりやすい。
Props(プロップス)
支持、評価、尊敬の意味。
Punch Line(パンチライン)
トークなどの落ちという意味だが、ヒップホップではラップなどで印象に残る言葉や名言という意味。
Pussy(プッシー)
女性器のこと。
R
Remix(リミックス)
簡単に言うと既存の曲を編集しなおして違った雰囲気に作り直すことをいう。
リミックスの手法に関してはこれが正解というものはなく、原曲に近いものもあれば、曲のテンポやリズム自体を変更して全く別の曲のように聴かせるものまである。
Represent(リプレゼント)
~を代表するという意味。日本語の「レペゼン」はこれを日本語読みにしたもの。
「レペゼン横浜」といったら”横浜代表”という意味になります。
Respect(リスペクト)
尊敬するという意味。
Rhyme(ライム)
(ラップなどの)韻、韻を踏むという意味。
R.I.P.(アールアイピー)
(亡くなった人に対して)「安らかに眠れ」という意味。”Rest In Peace”の略。
Roots(ルーツ)
~の起源、根源という意味。
S
Sampling(サンプリング)
過去の曲、既存の曲から一部分を切り取ってそれを再構築させて新しい曲を作る技法のこと。曲の一部を抽出(sampling)するという意味。
Scratch(スクラッチ)

DJがレコードを手で前後に動かしたりすることによって音を作り出すこと。一般の人がDJと聞いて真っ先にイメージするであろうテクニックの一つ。DJの中では単純に「コスる」ということが多い。
Shady(シェイディ)
怪しい、胡散臭いといった意味。
Shut the fuck up(シャット・ザ・ファック・アップ、シャタファカ)
「黙れ」の意。
同:shut up
Shit(シット)
糞(うんこ)。「くそっ!」「ちくしょう!」など思わず出る感嘆詞。ヒップホップでは「曲」という意味で使われることがある。基本的には下品な言葉だが「ヤバい」「最高」など逆の意味で使われることもある。
Skill(スキル)
技術、腕前、能力という意味。
Skit(スキット)
ヒップホップのアルバムに収録されている間奏曲(インタールード)のこと。
South(サウス)
アメリカの南部のヒップホップのこと。
サウスのヒップホップは以前からあったが、90年代まではヒップホップは東(ニューヨーク)か西(ロサンゼルス)というイメージだった。90年代後半くらいからその存在が注目され始めた。
”ブリンブリン”という言葉を流行らせた成金主義が特徴で、トラックもシンセサイザーを多用して派手な曲が多く南部訛りが強い彼らのスタイルは当時の東西のラッパーからはバカにされ軽視されていました。
それが最近の”トラップ”人気で近年では最も熱いとされている地域となっている。
Squad(スクアッド)
(結束の固い)グループ、メンバーのこと。
元々は軍隊などの「部隊」を意味する言葉。
Steelo(スティーロ)
スタイル、やり方といった意味。スペイン語の"estilo"が由来のスラング。
Sucker(サッカー)
下手な、未熟な、ダサいという意味。
SuckerMC(クソMC)などと使う。
Swag(スワグ、スワッグ)
「ヤバい」「めちゃくちゃかっこいい」という意味のスラング。
T
Thug(サグ)
悪党、やくざ者、殺し屋などの意味。ラッパーの2Pacは胸に”Thug Life”という入れ墨を入れていた。
Tight(タイト)
かっこいい、すごい、最高、イケてるなどの意味。
Track(トラック)
ラップなどの曲のこと。このトラックかっこいいねなどと単純にラップの裏で流れている音のことを言う。
Trap(トラップ)
ヒップホップのジャンルの一つで、遅めのBPMで重たいベースと細かく刻んだハイハットが特徴の中毒性の高い曲調の音楽のこと。アメリカ南部が発祥とされている。トラップとは、「コカイン密売所」を表すスラング。
近年アメリカのヒットチャートを席巻している。
U
U(ユー)
”You”の略。
Underground(アンダーグラウンド)
メジャーではないこと。日本語では”アングラ”と略すことが多い。
V
Verse(ヴァース)
曲のフックに至るまでのラップのパート部分。Aメロ、Bメロ部分のこと。
Vibes(ヴァイブス)
雰囲気、フィーリング、ノリ、熱量のような意味。
Vinyl(ヴァイナル)
レコードのこと。日本語でビニールのことで、レコードの素材がビニールであることからレコード盤のことを指す。
W
Wack(ワック)
下手な、未熟な、ダサいなどの意味。元々は変人、奇人の意味。Wack MC(ワックMC)とは「下手なMC」という意味になる。
Weed(ウィード)

大麻、マリファナを指すスラング。本来の意味は雑草、紙巻きタバコのこと。
West Side(ウェスト・サイド)
アメリカの西海岸のヒップホップのこと。主にロサンゼルスを指す。日本では”ウェッサイ”などと呼んでいる。
代表的なアーティスト:Snoop Dogg、2Pac、Dr.Dre、Ice Cubeなど。
What's Up?(ワッツ・アップ?)
「おっす!」「よう!」「調子どうだ?」のような挨拶。
その他ヒップホップ用語
2枚使い
DJのテクニックの一つ。ビートジャグリングとも呼ばれる。同じレコードを2枚使って同じ個所をループさせてブレイクビーツを作ったり、2枚のレコードをジャグリングのように素早く切り替えて様々な音を作り出すこと。
4つ打ち(ヨツウチ)
一小節のうちにドラムが「ドン、ドン、ドン、ドン」と等間隔に打たれたダンスミュージックのことを言う。ジャンルでいうとハウスやテクノがそれにあたる。DJやクラブ界隈ではよく聞きます。
上物(ウワモノ)
ドラムやベースなどの基本的な音の上に乗るメロディラインのこと。ドラム以外のハイハットやシンバル、ピアノやシンセサイザー、ギターなどもこれにあたる。
大箱・小箱(オオバコ・コバコ)
クラブの規模のこと。基準ははっきりとはしていないが1000人以上収容可能なフロアが複数あるようなクラブを大箱という。それ以外は中箱や小箱という。
大ネタ(オオネタ)
元ネタ(モトネタ)
サンプリングによって作られた曲の元となった曲のこと。サンプリングソース。