
ハードコアヒップホップの
おすすめ曲まとめ
【ミドルスクール・ブレイクビーツ】
※2022年1月10日更新
今回はハードコアヒップホップのおすすめ曲を紹介します。
「ハードコアヒップホップって何?」と聞かれますとなかなか説明は難しいのですが、私の中では比較的BPMが早めのブレイクビーツにキレのあるラップを乗せた、90年代前半くらいのヨーロッパ(特にイギリス、フランス、ドイツあたり)で流行ったような曲。ってイメージです。
オールドスクールやミドルスクールあたりの曲が好きな人であれば今回紹介するような曲は好きだったり知っていたりするのではないでしょうか。
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CONTENTS
- Ali Dee - Stompin' Committee
- The Future Sound - The Bop Step
- Hijack - Hijack The Terrorist Group
- Mic Force - It Ain't Over
- The Brotherhood - Put Up Or Shut Up
- B.R.O.T.H.E.R. Movement - Ghettogedden
- Hardnoise - Untitled
- Blade - Clear The Way
- Maestro Fresh-Wes - Bring It On Showbiz Rimix
- Einzelgänger & Kaotic Concrete - Skull & Crossbones
- House Of Pain - Shamrocks And Shenanigans(Butch Vig Mix)
- The Whooliganz - Put Your Handz Up
Ali Dee - Stompin' Committee
- 曲名 :Stompin' Committee
- アーティスト:Ali Dee
- アルバム :Bring It On
- リリース :1993年
"WHO'S DA FLAVA"で有名なAli Deeの伝説のアルバムBring it onの中の激レアな一曲。
これ系の曲にドハマりしていた時に、この曲のアナログがどうしても欲しくてオークションでバトって確か2万円オーバーで落札した覚えがあります。
そのお値段でも全く後悔はないくらい、ドストライクでクソかっこいい曲で当時狂ったように聴きまくってました。
のっけからAli Deeの勢いのあるラップが能汁ものです。
The Future Sound - The Bop Step
- 曲名 :The Bop Step
- アーティスト:The Future Sound
- アルバム :The Whole Shabang Volume 1
- リリース :1992年
こちらもアナログは激レア!このアナログも5千円以上で購入した覚えがあります。
誰かのミックステープで聴いた時からこの曲のことしか考えられなくなって死ぬほど探して手に入れた思い入れのある一曲であるとともに、今でも一番好きな曲!
ハードコアというよりはミドル・ニュースクール寄りなんですけど、ぶっといビートと乾いたドラムに軽快なラップ。BPMもちょうどいい!どれをとっても完璧です。
Hijack - Hijack The Terrorist Group
- 曲名 :Hijack The Terrorist Group
- アーティスト:Hijack
- アルバム :The Horns of Jericho
- リリース :1991年

UKのハードコアヒップホップグループのHijack(ハイジャック)のその名も”Hijack The Terrorist Group”・・
はい完全にアウトです。
名前もさることながら、曲もかなりぶっ飛んでます。
まさにハードコア。これ今の時代だと恐らくいろんな意味でリリースは無理でしょうね。
Mic Force - It Ain't Over
- 曲名 :It Ain't Over
- アーティスト:Mic Force
- アルバム :It Ain't Over
- リリース :1994年

恐らくはドイツのラップグループのMic ForceのIt Ain't Over。
やっぱハードコアはヨーロッパが強いんです。ドイツとかフランス、イギリスなんかはかっこいいグループが多い気がします。まだまだ詳しくはないんですが・・
ラップもUSの黒人のラッパーに比べると独特な粘っこい感じがないんですけど、とにかくキレキレなんですよね。ビースティーみたいな。
The Brotherhood - Put Up Or Shut Up
- 曲名 :Put Up Or Shut Up
- アーティスト:The Brotherhood
- アルバム :XXIII
- リリース :1993年

The Brotherhoodはイギリス出身のグループ。イギリスではかなり人気があるようです。
BPM早めの乾いたドラムでいかにもBボーイが好きそうな感じ。クラブでかけるとブレイカーが回り始めます。
Put Up Or Shut Up(金賭けないんだったら黙ってろ)って意味らしい。ハーコーですね。
B.R.O.T.H.E.R. Movement - Ghettogedden
- 曲名 :Ghettogedden
- アーティスト:B.R.O.T.H.E.R. Movement
- リリース :1992年
B.R.O.T.H.E.R. MovementのB.R.O.T.H.E.R.は”Black Rhyme Organisation To Help Equal Rights”の頭文字をとったもので、UKのハードコアヒップホップグループの集合体ですね。
極太のビートでひたすらマイクリレーしてます。
日本でいうところの証言みたいなもんでしょうか?
Hardnoise - Untitled
- 曲名 :Untitled
- アーティスト:Hardnoise
- リリース :1990年

定番の"APATCH"ビートに機械音のようなドラムが乗った何ともハードコアなトラック。こちらもUKのヒップホップクループ「Hardnoise」の一曲。
随所で狂ったようにスクラッチを入れているのがとても素敵な心温まる曲です。
Blade - Clear The Way
- 曲名 :Clear The Way
- アーティスト:Blade
- リリース :1993年

ハーコー好きの中でも特に人気で超レアな一枚です。
レアすぎてお値段的にも手に入らなかったので、再発されたときにはすぐに飛びつきました。
BladeもUKのラッパーで本国では大人気。
何でもBlade自身がこの曲の再発を断っていたのだとか・・そりゃお高くもなりますよ。
Maestro Fresh-Wes - Bring It On Showbiz Rimix
- 曲名 :Bring It On Showbiz Rimix
- アーティスト:Maestro Fresh-Wes
- アルバム :Naaah, Dis Kid Can't be from Canada?!!
- リリース :1992年

”MIC MECHANISM”で有名なカナダのラッパーMaestro Fresh-Wesの激レアな一曲。
ShowbizによるファンキーなトラックにMaestro Fresh-Wesのキレキレなラップ。間違いなくクラシックなんです。
Einzelgänger & Kaotic Concrete - Skull & Crossbones
- 曲名 :Skull & Crossbones
- アーティスト:Einzelgänger & Kaotic Concrete
- アルバム :Antarctica
- リリース :2013年

スイスのグループという以外は詳細不明。
適当に曲漁ってた時に見つけました。2013年にしてはゴリゴリの男臭いトラックにラップ。
途中で入ってくるフレーズ(1:18くらい)聞き覚えがあるんですがド忘れしました。なんでしたっけ?M.O.P.?
とにかくヨーロッパには絶滅危惧種のこんな男臭いラップをかましてくれるグループが生き残ってます。
House Of Pain - Shamrocks And Shenanigans(Butch Vig Mix)
- 曲名 :Shamrocks And Shenanigans(Butch Vig Mix)
- アーティスト:House Of Pain
- リリース :1993年
House of Painといえば『Jump Around』が人気、知名度共に圧倒的ですが、あれはまだまだ彼らにとってはマイルドな方だといってもいいでしょう。
個人的に彼らはこのようなハードロックとヒップホップを合わせたような、一時期流行ったミクスチャーロックが本領だというイメージ。
原曲はHipHop感をまだ残しているのですが、こちらのリミックスの方はトラックも限りなくロック寄りでクッソハードコアで私的にはこちらの方が好みです。
The Whooliganz - Put Your Handz Up
- 曲名 :Put Your Handz Up
- アーティスト:The Whooliganz
- リリース :1993年
The Whooliganzはアメリカの2人組のユニットなんですが、正直この『Put Your Handz Up』しか存じ上げません。
Scott CaanとAlan Maman。2人ともこの時は若造というかほぼ子供なんですが、なんとMamanの方はあの有名プロデューサーの”The Alchemist”。びっくりしました。
曲の方は鬼太のベースに乾いたスネアの悪そうなトラックにまだ声変わりもしていないような軽快なラップが以外にもかっこいい。
それもそのはず、プロデュースはHouse Of PainのDJ Lethal。そう言われればすげーそれっぽいです。
House Of PainとかCypress Hillなんかが好きな人にはどストライクでしょう。