
【1990年代後半~2000年代前半】
洋楽ヒップホップ
の
おすすめ曲
※2022年2月28日更新
今回は90年代後半から2000年前半くらいのHIP HOPのおすすめ曲をご紹介していきます。
ヒップホップが一番熱くかっこよかったのが80年代後半から90年代前半くらいだと思っているのですが、個人的に今回紹介する90年後半から2000年前半の曲は私が一番クラブに通っていたという事もあり思い入れのある曲が一番多いんです。
曲は徐々に更新していく予定です。
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CONTENTS
M.O.P. - Ante Up

- 曲名 :Ante up
- アーティスト:M.O.P.
- アルバム :Warriorz
- リリース :2000年
「M.O.P.」の最大のヒット曲「Ante Up」。もはやHIP HOPを普段聞かないという人でも「なんか聴いたことある」くらいには有名でしょう。
もちろん当時クラブでも大定番、かからない日はありませんでした。
今でもかかることがあるのでは?
当時、「Ante Up」を初めて聴いたときは衝撃的でした。もちろん即2枚買い。
クラブのピークタイムにこれをかけておけばまず間違いなかったです。イントロ聴いた時点で歓声が上がり、サビはみんなで大合唱です。
「Busta Rhymes(バスタ・ライムス)」を迎えたRemixも大人気。もはやこちらがオリジナル。
彼のキチ〇イ染みたラップはM.O.P.の2人の勢いに全く引けをとっていません。
「Ante Up」→「Ante Up(Remix)」のつなぎ(カットイン)でフロアはさらに極限まで盛り上がります。当時のDJはみんなやってました。
Snoop Dogg - Bitch Please feat.Xzibit,Nate Dogg



- 曲名 :Bitch Please feat.Xzibit,Nate Dogg
- アーティスト:Snoop Dogg
- アルバム :No Limit Top Dogg
- リリース :1999年
ウェッサイ最強トリオの大ヒット曲。プロデュースはもちろん「Dr. Dre(ドクター・ドレ)」
ドレーのワンループの癖になるビートに初っ端から飛ばしまくるXzibit(イグジビット)。
彼のラップはソロではお腹いっぱいという感じになってしまうのですが、客演で出てきたときの勢いは最強だと思っています。「Nitro Microphone Underground」の「DELI」みたいな感じ。
この曲の初めのGORE-TEXの次に2番目に出てくるのがDELI。
そして「Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)」のねちっこい絡みつくラップ。
スヌープのラップは初めて聴いたときにはそれほどウマいとか好きとか思わなかったんですよ。
ただ、段々癖になってくるというか、客演しているどの曲でも一発でスヌープって分かるんですよ。スヌープがフィーチャリングされている曲って事前情報が無くても「あースヌープ入ってたのね」必ず気づきます。
これってすごいことで、普通なんの情報もないまま初見で曲を聴いたら歌ってるのが誰かすぐに分かるラッパーって少ないんですよね。(好きなラッパーは別として)ただ、スヌープは一発です。聞き流しても気づきます。彼本人の曲だろうがフィーチャリングで入っていようが関係なく。
勿論、もっと上手なラッパーは大勢いるんですが、スヌープの凄いところはその存在感と誰にも真似できない唯一無二の独特なラップに尽きると思っています。
そして、最後に「Nate Dogg(ネイト・ドッグ)」曲の最後の方の「エ~オ♪エオエオ♪」と入ってくるんですが、少ないパートながら抜群の存在感と驚異的な渋さ。あのネイトドッグを最後ちょっとだけ出演させるというもったいない使い方。どれをとってもかっこよすぎます。
「Up In Smoke Tour」のライブ映像が最高。必見です
語れば尽きない「Bitch Please」という曲なんですが、絶対見てほしいのは2000年に行われた「Up In Smoke Tour」の映像です。
Snoop Dogg,Dr.Dre,Ice Cube,Eminemといった超ド級のレジェンドが総出演しているライブ映像なんですが、初めて見た時の衝撃といったらなかったです。
日本のHIP HOPシーンでは考えられない規模と盛り上がりでその中で歌われた「Bitch Please」。何度見返したかわかりません。
初っ端のXzibitの特攻隊長ぶり、必死で盛り上げる彼の後ろからWeed咥えてチャリで登場するスヌープ。
葉っぱ吸いながらだるそうにステップ踏んで余裕でラップしてます。真にキングの風格です。
仲間と一緒に大笑いしながらこの映像を見たものです。
Redman - Let's Get Dirty

- 曲名 :Let's Get Dirty
- アーティスト:Redman
- アルバム :Malpractice
- リリース :2001年
「Method Man」のお友達「Redman(レッドマン)」のスマッシュヒット曲。
レッドマン(Redman、本名: Reginald "Reggie" Noble、1970年4月17日 - )はアメリカニュージャージー州ニューアーク出身のラッパー、俳優。身長185cm。
引用元:ウィキペディア
MC名の由来は幼少期、雪合戦で雪玉を顔面に受け顔が真っ赤になったことからレッドマンと呼ばれるようになったとインタビューで語っている。
プロデュースもお友達の「Rockwilder」。
本名Dana Stinsonは、彼のステージ名Rockwilderでよく知られており、アメリカのヒップホップレコードプロデューサー兼ラッパーです。 Rockwilderは、Def JamラッパーのRedmanの長年の友人で、1990年代半ばにEast Coastのヒップホップアーティストのためのプロデュースを始めました。
引用元:ウィキペディア
メソッドマンとの共同名義の「How High」とはうって変わって激しめのシンセ音が脳にくるフロアチューンです。
中毒性のあるアゲアゲなトラックに合わせて、レッドマンのキレのあるラップも最高です。
この曲もクラブでのピークタイムにはお世話になった記憶。
レッドマンってメソッドマンのお友達だからキワモノの部類かと思っていたんですが、この曲で正統派のでスキルもしっかりしているな~なんて思いました。
声の質といいちょっと「Busta Rhymes(バスタ・ライムス)」も入っている感じです。
Memphis Bleek - Like That

- 曲名 :Like That
- アーティスト:Memphis Bleek
- アルバム :534
- リリース :2005年
「Memphis Bleek(メンフィス・ブリ-ク)」の曲はコレしか思いつかないほどインパクトがあった「Like That」。
それもそのはず、プロデュースはあの「Swizz Beatz(スウィズ・ビーツ)」。
ヒット曲請負人の彼がプロデュースであれば売れたのも納得。

スウィス・ビーツ (Swizz Beatz)とは、アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ブロンクス出身のラッパー、音楽プロデューサーである。
1990年代後半に、DMX、Eveらが所属するラフ・ライダーズ専属のプロデューサーとして多数のヒット曲を世に送り出す。キーボードのプリセット音源を多用した、中毒性の高いビートが評判を呼んでいる。
引用元:ウィキペディア
出だしから反則級のキラービーツでフロアでかかれば鬼盛り上がりです。
これだけ曲頭のインパクトがあれば かける時はBPMをちまちま合わせて繋いだりしません。当然スパッとカットインです。これしかありません。
Noreaga - Superthug

- 曲名 :Superthug
- アーティスト:Noreaga
- アルバム :N.O.R.E.
- リリース :1998年
「Capone-N-Noreaga(カポーン・アンド・ノリエガ)」のNoreagaが98年にソロ名義でリリースした超特大ヒット曲。
プロデュースは「Neptunes(ネプチューンズ)」。

ザ・ネプチューンズ(The Neptunes)は、アメリカ合衆国の音楽プロデュースグループ。ファレル・ウイリアムスとチャド・ヒューゴの2人によるプロデューサーチームで、主にヒップホップ、R&B、ポップ系の楽曲を制作している。「ネプチューンズ・サウンド」と呼ばれる独特の音楽性で知られており、特に1990年代後半から2000年代前半にかけて多くのヒット曲を生み出した。2人は音楽グループN*E*R*Dとしての活動のほか、それぞれソロアーティストとしても活躍している。
引用元:ウィキペディア
ヘリコプターの音から始まるイントロで有名。
ネプチューンズの印象的なワンループトラックにノリエガの勢いあるラップ。
サビが「ワッワッワッ!・・」のみという攻めたフレーズなんですが、なんか耳に残ります。
これがネプチューンズクオリティーです。
とにかく当時めちゃくちゃ人気がありました。
Onyx - Slam Harder

- 曲名 :Slam Harder
- アーティスト:Onyx
- アルバム :Bacdafucup: Part II
- リリース :2002年
ハードコアなハゲ軍団「Onyx(オニクス)」の2002年の大ヒット曲です。
オニクスといえばこれ以前にも「Throw Ya Gunz」とか「Slam」とかすごく好きなグループだったんですが、 ハードコア過ぎて一般受けはしていなかったように思います。
「Throw Ya Gunz (チャカ投げろ)」ですからね・・
ただ、この「Slam Harder」はラップこそ激しいものの、トラックは「John Sebastian - Welcome Back」使いのほのぼのトラックだったので、ハードコア好きから一般リスナー含め人気になりました。
プロデュースは「M.O.P. - Ante Up」と同じ「Dr.Period」。
Big Pun - Twinz(Deep Cover'98)Feat.Fat Joe

- 曲名 :Twinz(Deep Cover'98)Feat.Fat Joe
- アーティスト:Big Pun
- アルバム :Capital Punishment
- リリース :1998年
1991年のDr.Dre(ドクター・ドレー)とSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)による「Deep Cover」のカバー楽曲。
Big Pun(ビッグ・パン)とFat Joe(ファット・ジョー)の大巨漢プエルトリカンコンビでリリースした「Twinz(Deep Cover'98)」。
もう、かっこよすぎる。
Dr.Dreプロデュースのダークで最高にクールなトラック。
「Ready for war Joe~」から始まる冒頭のBig Punのラップはもう圧倒的で、ヴァース後半のノンブレスラップは伝説です。
次に登場するFat Joeのラップのうまさ、かっこよさ。個人的にこの時代のラッパーの中では3本の指には入ると思っています。
単純にラップのかっこよさを再認識させてくれる一曲。
2000年にBig Punが亡くなってしまったのがとても悔やまれる。
Lost Boyz - Ghetto Jiggy

- 曲名 :Ghetto Jiggy
- アーティスト:Lost Boyz
- アルバム :LB IV Life
- リリース :1999年
Lost Boyzといえば「Lifestyles of the Rich & Shameless」も捨てがたいですが、やはりこの「Getto Jiggy」が人気・知名度的に一番でしょう。”New York City~!”の叫びは当時フロアでみんなで大合唱していました。ヒップホップ好きを語るのであれば知らなきゃ恥ずかしいレベルの大定番クラシックです。
レペゼンNew Yorkのこの曲。99年メンバーのFreaky Tahを銃殺で失っており、彼に捧げたトリビュート曲となっております。
おそらく日本では、ミックステープで火がついたという記憶があります。私もはじめて聞いたときは鳥肌がとまらず即買いしましたといいたいところですが、これほどの名曲にかかわらずアナログはシングルカットされておらずPromo Onlyで終わってしまったため、オリジナルのお値段は余裕の1万Overでした。
たしか後に再発されていたはずです。
元ネタは「MFSB - Old San Juan」。
Swizz Beatz - It's Me Bitches

- 曲名 :It's Me Bitches
- アーティスト:Swizz Beatz
- アルバム :One Man Band Man
- リリース :2007年
天才「Swizz Beatz」のソロ名義での大ヒット曲。
自然と頭を振ってしまう中毒性の高いトラックは誰にも真似はできません。
迫ってくるようなベースにバウンスするビート、裏に入っている「ココココ・・」みたいな軽い音で脳がやられます。さらにクラブの大音量でかかったら盛り上がりは最高潮です。
Busta Rhymes - As I Come Back

- 曲名 :As I Come Back
- アーティスト:Busta Rhymes
- アルバム :Genesis
- リリース :2001年
”NEPTUNES”プロデュースの本作、トラックメイクに関しては完全に変態の彼らと、ただの変態のバスタとの相性はぴったりです。
怪しげで中毒性のあるトラックは完全に頭がやられます。
クラブでかけたら想像以上にフロア栄えします。フロアとの相性もばっちり。