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なぜご飯粒を残してはいけないのか?

なぜご飯粒を残してはいけないのか?

ご飯粒を残すと目が潰れるよ」「お百姓さんが汗水垂らして作ったものなんだから残したら罰が当たるよ」私を含め日本人は食べた後のご飯茶碗にご飯粒が残っている時は親からこのような言葉で教育されてきました。

日本ではご飯茶碗に米粒が残っているのはマナー違反とされています。

この「米粒残す、残さない問題」についてはしばしばTwitterなどでも議論されています。

議論の対象となるという事は、なぜご飯粒を残してはいけないのかという理由についていまいち納得ができないという人もいるということが考えられます。

私も今でこそご飯粒を残すことはありませんが、最初に書いたような「目がつぶれる」「お百姓さんが・・」などの理由ではいまいち納得ができない面もありました。

日本人はご飯粒を残すことに対してどのように教育されてきたのか

日本人は食べ物、特にお米を粗末に扱う事に対してことさら強い嫌悪感・抵抗感があります。
それは子供の頃からご飯粒を残すことに対して親から教育されてきたからなんです。
それでは日本人はご飯粒を残すことについて主にどのように注意されてきたのでしょうか?

ご飯粒を残すと目が潰れる

ご飯粒を残すと目がつぶれる
ご飯粒を残すと目がつぶれる

ご飯粒を残すと目がつぶれる

勿論ご飯を粗末に扱わないようにするために考えられた迷信なのですが、この迷信がには昔からお米を主食としてきた日本人のお米に対する特別な気持ちが込めらています。

昔、江戸時代などはお米は貴重なもので「年貢」と言われる今でいう税金もお米で納めていました。
お米は当時はお金と同等の価値があったのです。

そのため、そのように貴重なお米を一粒でも残すのは罪であるという考えからこのような迷信が生まれたものと考えられます。

お百姓さんが汗水垂らして作ったお米を一粒でも残したら罰が当たる

お百姓さんが汗水垂らして作ったものなんだから残したら罰が当たる
お百姓さんが汗水垂らして作ったものなんだから残したら罰が当たる

『お百姓さんが汗水垂らして作ったものなんだから残したら罰が当たるよ』

そう両親から躾を受けてきた方は多いのではないでしょうか?

こちらも「ご飯粒を残したら目がつぶれる」と同じような理由でお百姓さんが汗水たらして作ったお金と同等な貴重なお米を残すなんて罰が当たるという考えから、日本では昔からこのように教育をしてきたのです。

それほどお米は日本人にとっては貴重で神聖なものなのです。

お米の一粒一粒には神様が宿っている

お米の一粒一粒には神様が宿っている
お米の一粒一粒には神様が宿っている

日本では八百万の神様がいらっしゃいます。どんなものにも神様が宿っているという考え方なのですが、当然「お米の粒の一つ一つにも神様が宿っている」と考えられています。

そんな神様が宿っている米の一粒を残すなんて罰が当たるという考えから
日本ではお米粒を残すのはいけないことだとされています。

何といってもトイレにも神様がいるといわれている国ですから。

貧しい国の人々の中には食べたくても食べられない人もいる

貧しい国の人々の中には食べたくても食べられない人もいる
貧しい国の人々の中には食べたくても食べられない人もいる

世の中には食べたくても食べられない人もいるのよ

「アフリカなどの貧しい国では食べたくても食べられない人がいるんだから
ご飯を残すのはいけない事」誰もが一度はこのように言われたことがあるかと思います。

今となっては「アフリカ舐めすぎ」と思わないではないですが、昔からメディアなどでもアフリカの飢餓について頻繁に取り上げられていましたのでそのような考えも頷けます。

事実、そのような貧しい人たちも世界には沢山いるわけですから我々は食べられることに感謝しないといけないとは思います。

なぜ、ご飯粒を残してはいけないという理由に納得できないのか

日本で昔から多くの人が教育をされてきた「目がつぶれる」「お百姓さんが・・」などの理由がなぜいまいち納得ができないのかを考えてみました。

ご飯粒を残しても目は潰れない

「ご飯粒を残すと目が潰れる」

ある程度成長した人間であれば、ご飯粒を残しても目はつぶれないという事は分かってくるはずです。

同様の理由で「お米の一粒一粒に神様が宿っている」という言い分についても、そんな神様がいるわけがないと考える人もいます。

数ある農家の中でお米農家だけが優遇されていると感じる

お百姓さんが汗水垂らして作ったものなんだからご飯粒を残したら罰が当たる

数ある食材の生産者の中でお米を作っている「お百姓さん」が特別優遇されているように感じます。

野菜農家もありますし、酪農家や魚でしたら漁師さんなど世の中には日々の食事においてお世話になっている生産者は他にも沢山あるのです。

食品の生産者の方々が日々額に汗して働いているのは米農家もその他の生産者も同じはずです。

例えば、パセリを残したときに「パセリ農家の人が汗水垂らして・・」云々は言われた事がありません。

その中で米農家だけが特別扱いされ、コメの一粒を残したら「お百姓さんが・・」云々という理由でご飯粒を残すことに対して説教されるのが納得いかないと考える人もいるのではないでしょうか。

ご飯を沢山残した人よりも米粒を残している方が怒られる

私が子供の頃なのですが、家族で外食に行った際にあった出来事です。

注文した料理の量が多かったのか、食べきれずに親がご飯を少し残していました。
私はいつもご飯粒を残すのはいけないと注意されていたため、親に「ご飯を残しちゃダメなんじゃないの?」と聞いたところ、「食べきれないからしょうがない」といった返答でした。

これにすごく納得がいかなかったことを思い出します。

普段「お百姓さんが汗水垂らして・・」云々、「アフリカの人たちは・・」云々と注意するくせに
自分はご飯粒どころか、ご飯を塊で残しているんです。

量が多くて食べきれないのはしょうがないのですが、ほぼ食べきっている私に対してご飯粒が残っているといわれても納得できないのは当然です。

単純に躾、マナーの問題だと考えよう

これまで我々日本人が昔から親から言われてきたご飯粒を残してはいけない理由を記述してきましたが、 「神様が・・」とか「目が潰れる」とか「農家の人が・・」とか言われても、今一つ「あーそうだよね」とピンとくる納得がいく理由がないんですよね。

そこで以下の理由を考えてみました。

見栄えが悪い

単純にご飯粒が残っていると見栄えが悪い
単純にご飯粒が残っていると見栄えが悪い

単純に見栄えが悪いという理由です。

お茶碗にご飯粒がぽつぽつと残っているのは見栄えがいいものではありません。

見栄えがいいのと悪いのとではどちらがいいか問われたときに、
「見栄えが悪い方がいい」と答える人はなかなかいないでしょう。

マナーの問題

日本においてご飯粒を残すことはマナーが悪い
日本においてご飯粒を残すことはマナー違反

単純にマナーの問題だと考えるのもいいのではないかと思います。

食事の前にはいただきますをきちんと言う。脱いだ靴はきちんと揃える。
ご飯粒を残さないというのはそういった類のマナーと同様だと考えればいいのです。

躾をされてこなかった育ちの悪い人だと思われる

ご飯粒を残すのはマナー違反で育ちの悪い人だと思われる
ご飯粒を残すのはマナー違反で育ちの悪い人だと思われる

こちらもマナーの問題と通ずるものがあるのですが、ご飯粒を残さないというのは「箸の持ち方が悪い」「くちゃくちゃ音を立てて食べない」これらの事と同様の食事のマナーです。

そのマナーができていない人は、第三者から子供の頃親から躾をされてきていない、あまり育ちが
よろしくない人だと思われても仕方がないのです。

SNSでのご飯粒を残すことに対しての論争

TwitterなどのSNSでもこの「ご飯粒を残す」問題についてたびたび論争が繰り広げられています。

ご飯粒を残しても問題ない」と考えている意見と「ご飯粒を残してはいけない」という意見それぞれを少しピックアップしてみました。

ご飯粒を残しても問題ないと考えている人の意見

・神様へのお供え
・最後の一粒まで執着するのは卑しい
・金払ってるから好きに食わせろ
・どう食おうが人の勝手
・残った米粒集めても数キロカロリーにしかならないし食べても食べなくても同じ

少し残すのがマナーの国や地域もあれば全部食べ切るのがマナーの国や地域もあるので、
一概に良い悪いは言えないと思うなあ。
私はそもそも定食は少なめにしてもらって食べきれない人なので残すなと言われると少しこまる

ご飯粒を残してはいけないと考えている人の意見

・農家の方に失礼
・お米には神様が宿っている
・普通に食ってたらご飯粒とか残らなくね?
・お茶を入れて粒をこそぎ落として食べればいい
・はぐれ米粒を回収しながら食べてる
・全部食べないと目が潰れると言われて育った

お米ひとつぶに7人の神様が宿っているから、宿ってくれた神様と神様が宿るくらい丁寧に
お米を作ってるひとたちに感謝しながら食べるって教わってたフレンズなのでおこめおいしいです

ご飯粒残ってるお茶碗とか見た目みっともないし飯(お米自体とおかず含め)作ってくれた人に失礼だ
と思うからご飯粒はしっかり食べ尽くすぞ。
あとご飯粒残ってない方がお茶碗洗うの楽だと思う。

全て食べる食べないの問題ではなく、見栄え・ルール・マナーの問題だと理解すればいいと思います。

単純に米粒だらけの茶碗でも平気な人って育ちが悪いなって思ってしまう。
一緒に食べてても言わんけどね。もったいないというのもあるけど何より行儀悪いよ。

食事を作ってくれた人や食材に対して感謝の気持ちは忘れずに

食事を作ってくれた人や食材に対しての感謝の気持ちは忘れないようにしましょう。
食事を作ってくれた人や食材に対しての感謝の気持ちは忘れないようにしましょう。

お米に限らず食材はすべて残さずにいただくのがマナーで、食べられることに感謝する心は大事です。

ただ、量が多くどうしても食べられない時や、体調が悪くて食べられない時などは無理して食べる必要はありません。

個人的にはご飯粒やおかずを残すことについてはそこまでストイックに守る必要もないと考えています。食べ過ぎて苦しくなってしまったら、本末転倒ですから。

やむ負えず残してしまう場合もご飯を作ってくれた人や生産者に感謝する気持ちがあればいいと思っています。