【映画】「ラストスタンド」が
好き過ぎて10回は観ています
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「ラストスタンド」という映画をご存じでしょうか?
2013年公開で、「キム・ジウン」という韓国人の監督がアメリカで制作したアクション映画です。
私はとにかくこの映画が好きで少なくとも10回は観ています。(マジで)
恐らく観る人がみたら「よくあるわかりやすいアクション映画だね」という感想になるかと思うのですが、なぜかこの作品が好きなのです。
休日などに「何かいい映画ないかな~」とU-NEXTで探していると、いつの間にか「ラストスタンド」を観てしまっています。私だけなのかもしれないのですが、何回も観てストーリーも知っているはずなのになぜかまた観たくなってしまう。そういう感じです。
1.映画「ラストスタンド」あらすじ
2.個性的なキャストも魅力
3.映画「ラストスタンド」ここが好き
・田舎町の保安官が実は元ロス市警の敏腕という設定
・分かりやすいストーリーとスカッとする復讐劇
・みんなで団結してコルテス一味を痛快に粉砕
4・興行収入はそれほど高くなかった模様
映画「ラストスタンド」あらすじ
主人公のレイ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は元ロス市警の麻薬課という経歴を持つエリート刑事。
仲間の死をきっかけにロス市警を辞め、現在メキシコとの国境付近の田舎町ソマートンで保安官をしている。
ある日、町のダイナー(レストラン)で見慣れない不審な2人組に声をかけるレイ。2人組が出て行ったあとすぐに農場の老人が殺害された。
そんな中レイの元にFBIから護送中の麻薬王コルテスが脱走し、ソマートンに向かっている可能性があるとの情報が入る。
不審な2人組と関係があると考えたレイは老人殺害の捜査をしていた部下のサラとジェリーに危険なので動かないように忠告するが、国境付近の渓谷で不審なグループと銃撃戦となりジェリーが命を落としてしまう。
部下を殺されたレイは必ずコルテスを逮捕すると決意し、仲間たちとコルテス一味と戦うことに。
個性的なキャストも魅力
ラストスタンドの出演者は主演のアーノルド・シュワルツェネッガーはもちろん、全員が個性が強くて魅力的であるということも特徴の一つです。
本作の主役。アーノルド・シュワルツェネッガー演じるレイ・オーウェンズ保安官。元々ロサンゼルス市警の麻薬課に所属していたが、ある事件で同僚が多数死んだことをきっかけにロス市警を退職。現在、田舎町ソマートンの保安官をしている。本当はめちゃくちゃ有能なのに事件で仲間を失ったことでロス市警に嫌気がさして田舎の保安官をしているという設定。
ソマートンの女性保安官。フランクの元恋人。
序盤、コルテス一味との打ち合いで負傷したジェリーを優しく開放していたのが印象的。一味との戦闘では狙撃手としてライフルで敵を遠距離から狙撃、仲間のサポートをする。
サラの元恋人。イケメン。以前は将来有望な陸上選手だったが、挫折からか酒に溺れて暴行を働き、保安官事務所の牢屋の中で反省中。ジェリーとは親友でジェリーの死をきっかけにコルテス一味との戦いに志願する。
ソマートンの副保安官。小太りでコミカルなお笑い担当といったところ。コルテス一味との戦いは無謀だといったんは拒否するが、渋々参加。戦闘ではダイナーの店員クリスティを助けるために一人、玉砕覚悟でマシンガンを乱射。やるときはやる漢。
ソマートンの副保安官。平和すぎて刺激のないソマートンでの仕事に不満を持っていて、元ロス市警のレイにロス市警に行きたいと相談をする。フランクとは親友。
武器マニアのお調子者。「お笑い担当その2」といったところ。武器マニアだけあってコレクションの中にはガトリングガンなどの強力な武器も。保安官になることを条件にコルテス一味との戦いに武器を提供して戦闘に参加する。
FBI捜査官でコルテス護送チームのリーダー。
護送中コルテスにまんまと逃げられるが、無能というわけではなさそう。初めはレイのことを田舎町の保安官とバカにしているが、元ロス市警と聞いた途端手のひら返しをする。
ソマートンのダイナー(レストラン)の皆さん。レイの行きつけ。
レイがコルテス一味との戦いを前に爺さんたちに危険なので避難するように伝えるも、モーニングをまだ食べていないという理由で避難を拒否。自分の命よりBLTが大事な粋な爺さん客2人(右1.2)とそれに付き合う店主(中央)。ウエイトレスのクリスティ(右端)がかわいい。
本作の敵役で麻薬王のボンボン。車の運転はプロ並みでレースにも参加経験あり。護送中に脱走してシボレー・コルベットでメキシコ目指して爆走する。ただのボンボンかと思いきや死を恐れない度胸も併せ持つ。性格は冷酷。
コルテスの側近。コルテス逃走の為にメキシコ国境付近のソマートン郊外の渓谷に橋を建設する。農場の爺さんを平気で殺す冷酷な男。プリズン・ブレイクのジョン・アブルッチ役で有名。
映画「ラストスタンド」ここが好き
私がなぜ映画「ラストスタンド」がこれ程までに好きなのか、その理由を考えてみました。
田舎町の保安官が実は元ロス市警の敏腕という設定
ありふれていて、使い古されたパターンだとは思いますが、シュワちゃんの元ロス市警の麻薬課で今は田舎町の保安官という設定。今は平凡な生活をしているどこにでもいるような人物が、実は昔は凄かった。そういう話好きなんですよ。
田舎町の保安官だからという理由で初めはFBIから見くびられていた「レイ」。状況判断能力や行動力から「アイツ何者だ?」という感じになり、元ロス市警麻薬課という事実を知って「これはっ!」となる展開。スカッとします!
他にも私の好きな映画で同じようなシチュエーションの「RED」があります。ブルース・ウィリス演じる年金暮らしの老人フランクが、実は元CIAの腕利きだったという設定なんですけど、こちらも狂おしいほど好きです。
分りやすいストーリーとスカッとする復讐劇
部下のジェリーはまだ若く、平凡なソマートンでの保安官の仕事に不満を持っていて、元ロス市警のレイに転勤のための口添えを願い出ます。しかしながら、ロス市警時代、麻薬課で何人もの仲間を失っていたレイは、ソマートンにはソマートンの良さがあるとジェリーを諭します。
そんな、夢を持ったジェリーをコルテスの部下に殺されたレイは、復讐心から必ずコルテスを逮捕することを誓います。
このようにコルテス一派と戦う動機がはっきりしていてわかりやすい。また、ジェリーへの復讐を果たすという、スカッとして王道のハッピーエンドなストーリーも好きなところです。
みんなで団結してコルテス一味を痛快に粉砕
映画中盤~終盤、いよいよソマートンの保安官vsコルテス一味がソマートンの町で戦闘となります。
レイ率いるソマートンの保安官達はレイ自身は元ロス市警の敏腕ですが年齢もあり、一抹の不安があります。その他のメンバーは小太りでテンガロンハットの「フィギー」、若い女性保安官「サラ」、軍の経験もあり銃の扱いもできるが急遽保安官になった「フランク」、武器マニアでお調子者の「ディンカム」。
対するコルテス一派は金に物をいわせてロケットランチャーなど軍隊並みの装備でレイ達と対峙します。
誰がどう考えてもソマートン側に勝ち目がありません。
その不利な状況を、レイ指揮の下で、入念な準備とチームワーク、町の皆さんの(おばあちゃん)の協力でコルテス一味を粉砕する。
戦闘中は見所いっぱい。フィギーの命がけの特攻とおばあちゃんの一撃は必見です。
興行収入はそれほど高くなかった模様
調べてみるとこの映画、興行収入としては日本、アメリカともに9位でそこまで大人気というわけではなかったようです。
公開週の興行収入は日米とも9位と振るわず、前々年に発覚した隠し子スキャンダルの影響や、前年の銃乱射事件(サンディフック小学校銃乱射事件)の影響が指摘されている。作品自体については評価する声もあり、Rotten Tomatoesのレビュー評は5.7/10。
wikipedia
いろいろあったことも原因らしいのですが、まぁ評価はそこそこ高いようなのでよかったです。
特に何か得るものがあるような映画ではないのですが、観た後は必ず「面白かった~」と思っていただけると自信を持ってお勧めできますので是非!