今更ながら「君の名は」を
観ました
U-NEXTに「君の名は」が上がってたので、今更ですが見てみました。
ちなみにまだ観ていない方もいると思いますので、ネタバレ的なことは書きませんのでご安心を。
とりあえず、男と女が入れ替わっておっぱい揉んでみたり、なんやかんやするくらいの前知識はあったのですが、それ以外は全く知らずに観ました。
そして、所詮恋愛映画でしょくらいの冷めた感じでおりました。
まず、結論から申し上げますと、思っていた以上によかったです。
というか不本意ながら泣きました。おっさん泣きました。
途中から予想外の展開に
最初の方は、思っていた通りの感じでまあまあ楽しみながら娯楽映画ですな的にみていたのですが、途中から「えっ?!そういう感じ?」「これからどうなっちゃうの?」という展開に・・。
最後の方はティッシュ片手に鼻水かみつつ引き込まれておりました。
おっさん涙腺はよわよわなのです。
こういう感じ弱いんですよね。「今、会いにゆきます」みたいな切なさを感じました。
「今、会いにゆきます」は知り合いに勧められて小説から読んだのですが、かっこつけて喫茶店で読んでいたのが悪かった。一人で号泣してしまって完全におかしい人でした。涙が止められなかったとです・・
映画バージョンを観たときなんか、今後の展開知ってるもんだから序盤から泣いてしまうという大失態。
前からそうなんですよ。普段、恋だの愛だのいってるやつを鼻で笑ってバカにしているにもかかわらず、実際モロに恋愛映画で泣いてしまう。
ディズニーランドとかも行く前は、「女、子供の行くところ」だとか散々文句垂れてたにもかかわらず、行ったら行ったで人一倍楽しんでしまう。そういうところあります。
純粋な気持ちを忘れている大人にこそ観てほしい

話はそれましたが、「君の名は」はそんな根性がひん曲がったおっさんがみてもすごくいい映画だと思いました。むしろひん曲がりすぎてこじらせている。そういう大人にこそ見てほしいと思います。
「なんでそこ今まで気が付かなかったん?」みたいな突っ込みどころもありますが、そんなこと気にしないで純粋な気持ちで見ていただくのがいいかなと思います。
この裏切ったり裏切られたりする競争社会の世の中でみんな純粋なものを求めているのですよ。心のどこかで「人間捨てたもんじゃない」と思いたいみたいな。
ヒットした理由がわかります。できれば映画館で観てみたかったと思いましたが・・多分泣いてしまって周りの目が気になっちゃうから逆に一人で観た方が良かったかもしれません。