いつもマスクをしている人の心理
いつも、夏でも冬でも関係なく常にマスクしてる人っていますよね。
個人的にはマスクをすること自体が好きではありませんし、マスクをしている人もあまり好きではありません。
好きではないというと語弊があるのですが、マスクをしているその人自体が好きではないのではなくてマスクをしている姿というか表情が見えないところが好きではないといった方が近いです。
街を歩いていると冬なんかはほとんどの人がマスクをつけている光景が私にはすごく異様に映るのです。

風邪やインフルエンザの予防の用途、もしくは花粉症対策でしているとはわかっているのですが、上の画像のような状況がなんか好きになれません。
本来の用途ではなくファッション?でマスクをしているような人はどのような理由・心理でマスクをしているのか少し気になって調べてみました。
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CONTENTS
いつもマスクをしている人の心理
マスクは本来、風邪やインフルエンザの人が咳、くしゃみによる飛沫・しぶきの防止のためにするものです。
それ以外は、喉の保湿効果があるくらいでしょうか?
ここでは上記のような本来の目的以外でマスクをしている人の心理を書いていきます。
容姿に自信がない

自分の顔に自信が無い人の中にはコンプレックスを隠すためにマスクをしているという人がいます。
鼻が低い、ニキビができた、顔が大きい等、そういった外見のコンプレックスをマスクで隠すことにより安心感を得ているのです。
マスクは伸縮タイプであれば顔の半分は隠すことが出来、出ているのはおでこと眉毛と目くらいになる為、大部分のコンプレックスは隠すことが出来ます。
見た目にコンプレックスがある人の中にはそのコンプレックスをマスクで隠すことによって、自信がついて周囲の視線が気にならないようになります。
ただ、マスクをすることによって得た自信なので、外出して人前に出る際にマスクをしていないと不安になりマスクに依存するいわゆる「マスク依存」に陥ってしまう危険があります。
ポイント
●自身の顔のコンプレックスを隠すためにマスクをしている。
●いつもマスクをしていないと不安になる為「マスク依存」になる危険がある。
表情・感情を悟られたくない

対人関係において思わず出てしまう顔の表情によって自分の感情を他人に悟られたくない為にマスクをしている人もいます。
会話で嫌なことを言われて顔に出てしまったり、恥ずかしいことを言われて思わず顔が赤くなってしまうことがあると思います。
自分に自信がない人は思いがけずしてしまった表情によって人間関係が悪くなるという恐れを持っています。
赤面症の人やすぐに感情が顔に出てしまって人間関係が悪くなった経験がある人は、マスクをする事でいつもより落ち着いて他人と会話が出来るのかもしれません。
ポイント
人に話しかけられたくない
マスクで顔を隠している人の心理には、あえてマスクをつけて他人から話しかけられないようにしていることも考えられます。
実際マスクをしていると表情が分からない為、何を考えているか分からず話しかけづらいと感じる人もいると思います。
人とのコミュニケーションが苦手だったり、人に言われたことを極度に気にしてしまう人などは、あえて、話しかけづらい雰囲気をつくり他人とのかかわりをなるべく避けているのです。
このタイプの人も自分に自信がない人であるといえます。
ポイント
なぜマスクをしている人が不快なのか
私は本来の目的以外でいつもマスクをしている人があまり好きではありません。
一般的にも「いつもマスクをしている人が好き」という人は少数派だと思います。
ではなぜマスクをしている人を見ると不快な気持ちになるのでしょうか?
コミュニケーションを拒否しているように感じる

マスクしている人は人とコミュニケーションを取ろうという気持ちが感じられないんですよね。
別にこっちも好きで話しかけているわけではないんですが、話しかけてもボソボソ何言っているかわからなかったり人の目を見ないで話したりするので、当然こちらも「ああ、この人は私とは話したくないんだな」と思ってしまいます。
こっちらも頑張ってコミュニケーション取ろうとしてるのに、そのコミュニケーション自体を拒否しているような態度を取られたら嫌になってしまいます。
過剰な予防意識

マスクは風邪やインフルエンザの予防に一定の効果があることは知っています。
ただ、マスクをしているからといって確実に風邪やインフルエンザのウイルスを防げるという事はなく、せいぜい飛沫感染を防げるくらいだと思っています。
また、マスクをすることによって口やのどの湿度を一定に保つことができるのは風邪予防につながるのでしょう。
私が嫌なのは、マスクを必要以上に信用している人です。
例えば、誰かが風邪をひいていたら「マスクしてなかったから風邪をひいた」とか、一回くしゃみをしたら「風邪がうつるからマスクして」とかいう人がいます。
言い分はわかるんですけどそのマスク絶対みたいな考え方が好きではないんです。
個人的に風邪や病気は規則正しい生活をしていればかからない。不規則な生活で体が弱っているときにウイルスにやられているだけだと思っています。
現にマスクなんかしてないですが何年も風邪なんか引いていません。
(個人差はあると思いますが)
なのでマスクを信頼するのは勝手なのですが、過剰に、潔癖なまでに人にマスク絶対論を押し付けないでほしいです。
ポイント
なぜ日本人はこんなにマスクをしている人が多いのか

海外(欧米?)の人はマスクをしていると重病のイメージがあるため、それ程マスクをしていないという話を聞きました。
それではなぜ日本人はこれほどマスクが好きなのか考えてみました。
日本人はマスクが大好き
そもそも日本では昔から、テレビなんかのメディアで風邪予防にはマスクがいいとよく言われていました。
そのため日本人はマスクはある程度は風邪予防の効果があると考えていると思われます。
予防目的でつけていたマスクがですが、マスクをしていると自分の顔の欠点がほぼ隠れるため、マスクをしている状態の方が対人関係においての苦痛が少ない・楽ということが分かり、だんだんとマスク依存の人が増えていったのではないかと思います。
また、周りもみんながマスクをしているのですから自分だけではないという同調効果と本来の日本人のコミュ障文化が重なりこれほどまでに爆発的にマスクをしている人が増えてきたのではないかと思います。
最近ではマスクのデザインも豊富に
昔のマスクってこんな感じでちょっとモサい感じというかダサかったんですよね。
今はいろいろなデザインのマスクが出てますし、なんならマスクをファッションの一部だと思っている人もいます。
韓国、中国?なんかでは黒いマスクが流行っているようで日本でもちらほらしている人を見かけますが、正直引きます。
まとめ

マスクは病院なんかで働いている人がするのは清潔な印象になるため、必要なことだと思います。
ただ、風邪でもないのにマスクをしていると人によっては、「何かやましいことがあるのではないか」と不審に思ったり「なんかあの人は話しかけづらい」と思う人もいるという事は分かっていた方がいいと思います。
私自身今のこのようなマスク文化はあまり好きにはなれませんが、マスクをしている人の気持ちもわかっているつもりです。
ただ、マスクで顔を隠して安心をしているようなタイプの人は「マスク依存」の可能性がありますので、このままではマスク無しでは人前に出られなくなる危険があります。
案外人は他人の事なんか興味ないですから思い切ってマスクを外してみてはどうでしょうか?