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口呼吸は想像以上にデメリットだらけでした

口呼吸は想像以上に

デメリットだらけでした


みなさん"口呼吸"と"鼻呼吸"について気にしたことはありますでしょうか?

私は普段は鼻呼吸なのですが、寝るときはどうやら口呼吸になってしまっているようで、起きた時に口が渇いていたり、のどが痛かったりすることがあります。

私は睡眠中の口呼吸が原因でたまに風邪をひくことがあるのですが、それ以外にも口呼吸を続けていると様々なデメリットがあります。

というわけで今回、口呼吸と鼻呼吸について記述していきます。

口呼吸のデメリット

口呼吸は「百害あって一利なし」です。以下に口呼吸のデメリットをまとめます。

◆口臭・虫歯・歯周病の原因に

 口呼吸は口臭・虫歯・歯周病の原因に
口呼吸は口臭・虫歯・歯周病の原因に

口内は唾液によって適度に潤っていることにより清潔な状態を保つことができます。

口呼吸をしていると口内が乾いてドライマウス状態になり、唾液の分泌が阻害されて口内の清潔さを保つことができなくなります。

これにより、口内の菌が繁殖しやすい状態となってしまうため口臭・虫歯・歯周病の要因となってしまいます。

ポイント

●口呼吸で口内が乾くことによって、ドライマウスとなり口臭や、虫歯、歯周病の原因となる。

◆いびき・睡眠時無呼吸症候群の原因に

口呼吸はいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。
口呼吸はいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。

いびきの主な原因は、睡眠時の筋肉が緩むことにより気道が狭まってしまい、そこに空気が通ることによって振動して音が生じるというものになります。

口呼吸を行うことでより空気抵抗が大きくなりいびきをかきやすくなります。
実際にいびきをかく人のほとんどは睡眠時は口呼吸であるといわれています。

また、口呼吸の場合、鼻呼吸に比べて鼻から喉頭までの上気道が閉塞しやすくなり、睡眠時無呼吸症候群の原因となります。
寝ているときにたびたび息をしていない怖いアレのことです。

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。

医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です。

引用元:https://659naoso.com/sas

ポイント

●口呼吸はいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となる。

◆風邪やインフルエンザの原因に

口呼吸は風邪やインフルエンザの原因ともなる。
口呼吸は風邪やインフルエンザの原因ともなる。

口呼吸は風邪やインフルエンザの原因ともなりえます。

鼻呼吸の場合は息をするときに鼻の中の鼻毛や粘液などがフィルターの役割となり体内へのウイルスの侵入を防いでくれます。

さらに、ウイルスは乾燥状態だと活動がより活発になるという特徴があります。

空気は鼻を通ることで粘液などで湿度を含むようになるため、ウイルスの活動を抑えることができるようになるのです。

口呼吸の場合、上記のフィルターがないので乾いた空気を直接取り込むことになります。
その結果、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまうというわけです。

ポイント

●口呼吸にすることで空気が乾燥してウイルスの活動が活発になり風邪やインフルエンザにかかりやすくなる。
口呼吸と鼻呼吸の空気の取り入れ方
出典: https://jfir.jp/mouth-breathing/

◆その他さまざまな病気の原因に

上に書いた通り口呼吸をすることにより他の様々な病原菌・花粉等ノンフィルターで取り込むことになり、様々な病気・アレルギーの原因となりえます。

また、口呼吸を続けることによって自律神経が乱れやすくなる為に、高血圧糖尿病等の原因となることもあるようです。

◆口呼吸チェック項目

自分が口呼吸になっているかわからないという人は以下の「口呼吸チェック項目」でチェックしてみましょう。

当てはまる項目が多いほど口呼吸になっている恐れが高まる為注意が必要です。


・無意識のうちに口が半開きになる
・唇がカサカサに乾燥している
・朝起きた時に、のどがヒリヒリ痛む
・鼻の穴を意識して動かすことができない
・唇を閉ざすと、あごのとがったところに“梅干”ができる
・鏡を見ると、口が「へ」の字だ
・クチャクチャと音を立てて食べる
・いびきをかく
・唇の厚さが上下で著しく差がある
・受け口である(上の前歯より下の前歯の方が前に出ている)
・歯並びが悪い、または前歯が出ている
・片方の歯で噛むくせがある

引用元: 茨城県メディカルセンター

鼻呼吸のメリット

鼻呼吸にするメリットはすでに挙げている口呼吸のデメリットを見てもらえばわかるように、口内トラブルやその他の病気に対しても有効です。

その他にも鼻呼吸を行うメリットがありますので以下にまとめます。

◆鼻呼吸に変えることで締まった小顔に

口呼吸から鼻呼吸にすることで小顔効果も
口呼吸から鼻呼吸にすることで小顔効果も

口呼吸を続けると常に口を開けていることになり、口を閉める筋肉が落ちます。
それによって口元や頬にたるみができて締まりのない印象の顔つきになります。

また口元のたるみでフェイスラインがぼやけて二重顎の原因ともなります。

よって、逆に今まで口呼吸をしてきた人が鼻呼吸に変えることで顔の輪郭や形状が変化し、ひきしまった小顔効果が期待できるのです。

ポイント

●鼻呼吸をすることで顔の筋肉が引き締まり、小顔効果が期待できる。

◆睡眠の質が向上し脳の活性化や美肌効果も

鼻呼吸をすることで睡眠の質が向上し、脳が活性化する
睡眠の質が向上し、脳が活性化する

口呼吸は眠っている際、いびき睡眠時無呼吸症候群により睡眠の質が低下します。

睡眠の質が低下することにより疲れが取れず日中、脳の活動が低下し記憶力、判断力、問題解決力なども必然的に低下します。

また、鼻呼吸によって体内に取り込める酸素量も多くなり、美肌効果も期待できます。

ポイント

●鼻呼吸にすることで睡眠の質が向上し、 記憶力、判断力、問題解決力 がアップ。
●体内に取り込める酸素量も増えて美肌効果も。

口呼吸の改善方法

今まで口呼吸だった方は、意識をして鼻呼吸にする努力が必要です。

普段の生活で意識し続けるのも難しいものです。
それでは他にどのような改善方法があるのでしょうか?

◆口まわりの筋肉を鍛えて改善(あいうべ体操)

口まわりの筋肉が衰えていて口を閉じるのがしんどいという方は、口まわりの筋肉を鍛えることが改善に効果的です。

普段の生活でご飯をよく噛んで食べるようにしたり、ガムをよく噛むようにしましょう。

また、「あいうべ体操」を習慣にするのも効果的です。
あいうべ体操には口呼吸改善の他に、歯並びや噛み合わせの改善効果もあります。

あいうべ体操
出典: https://kugo-dental.com/mame/14795235089501-2/

◆鼻づまりを改善

鼻づまりが口呼吸の原因となっている方もいるかと思います。

すぐに病院に行って治療してもらうのが一番ですが、市販されているブリーズライトなどの鼻腔拡張テープを使用する事で鼻の通りがよくなることがあるので、試してみましょう。

ポイント

●鼻が詰まっていて鼻呼吸ができないという人は、病院ですぐに治療しましょう。

◆口をふさいで強引に改善

普段は意識的に鼻呼吸をする事ができると思うのですが、寝るときはどうしても無意識で口呼吸になってしまいます。
普段は鼻呼吸でも寝るときはどうやら口呼吸になっているという人は多くいると思います。

市販で口呼吸防止用のテープも売っているのでそのようなもので強引にでも口が開かないようにすれば、口呼吸も防止できて、いびきの改善にもつながります。

ポイント

●睡眠時は口呼吸防止テープなどで無理やりにでも鼻呼吸に改善しましょう。

市販されている口呼吸防止グッズ

私も寝ているときは「口呼吸防止用テープ」を愛用しているのですが、その他にも口呼吸改善のための商品がありますので、ご紹介します。

用途によって使い分けましょう。

◆鼻呼吸の静夜

こちらは顔にベルトをつけて無理やり口呼吸ができないようにしましょうという商品ですね。
形状的に小顔効果もありそうでとてもいいですね。

◆いびき防止テープ

テープははがれにくいのに、肌に優しい医療用テープを使用。

そういったテープは種類がいろいろありましたので、いくつか試してみたいと思っています。
その時はまたレビューでも書きます。

◆鼻腔拡張テープ

こちらの鼻腔拡張テープは鼻炎で鼻が詰まっている人とかはいいですよね。

つまっていなくても鼻腔を広げることでより酸素を多く取り込むことができます。
スポーツのプロ選手なんかも使っているのをよく見ますね。

まとめ

ここまで口呼吸と鼻呼吸について記述してきましたが、思っていた以上に口呼吸によるデメリット・弊害が多く、思っていた以上に鼻呼吸にするメリットが大きいことが分かりました。

今までそこまで意識していませんでしたが、意識的に口呼吸になっていないか気を付けて生活をしていきたいと感じました。

私も毎日「あいうべ体操」を日課にしていきたいと思います。

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